余市鉱山跡 探検: 北の細道

余市鉱山でクワガタを見つける




北海道余市町

微粉砕した鉱石を捕収剤や起泡剤を含む水中に入れて、
空気を送り込みながら撹拌し、目的の鉱物を泡に付着させて浮上・分離させる方法を「浮遊選鉱」という。

省略して「浮選」とも呼ばれ、鉱石が泡に捕らえられやすいかどうかは、
表面が水にぬれにくく、泡に捕らえられやすいかどうかに左右される。

そのため、鉱物の表面を水にぬれにくくするのを助けるのが捕収剤である。
その他に目的以外の鉱物の浮上を抑える抑制剤、
PH調整剤、分離剤などが用いられ、捕収剤は「ザンセート」
気泡剤には「クレゾール」抑制剤には「シアン化合物」などが用いられる。

昭和37年の山津波、そして平成8年2月の大崩落事故。
国道229号線豊浜トンネルはこれまで何度も大きな事故が発生している。
現在は慰霊碑と共に新豊浜トンネルが完成し安全に通行できる。
この山中には戦前より銅・鉛・亜鉛を採掘した鉱山があった。
昭和38年(1963年)に閉山した本鉱山は、
現在でも巨大プラントで鉱水処理が行われている。
今回は散らばった諸施設を探訪し
できれば坑口まで達してみたい。


ヘビ、クワガタ、坑道・・・





余市鉱山
( ̄u ̄;)坑道



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