恵庭鉱山坑口跡 探検: 北の細道

恵庭鉱山の坑口に潜り込む


探索にベストな時期である5月に訪れた恵庭鉱山

漁川上流漁岳山麓に発見、試掘権が設定されたのが昭和9年4月。
昭和11年には合計8鉱区を持ち、その品位はトン当たり平均Au12g、Ag80gとされた。
同14年から月産2,000t処理の自山金泥式青化精錬の操業が始まり、
政府の積極的な産金政策の遂行と相まって
従業員700人、小学校の新設にも至る状況と相成った。

しかし太平洋戦争に突入し、戦争が激化するに伴い
政府の産金政策も整備縮小に至り、一旦止むなくの閉鎖へと向かう。

前回の探索においては、坑口の発見には至らず、
その後、2回の探索でようやく本坑に到達した。
そのときにはすでに7月半ばとなり、
藪は茂っていたものの、
川を遡るには良い時期であった。


坑口、水没、沢登り・・・





恵庭鉱山
( ̄u ̄;)渡渉



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