厚真炭鉱跡 探検: 北の細道

厚真炭鉱でエゾジカに会う




北海道旧穂別町

日本は降雨量が多く、断層の多さ、浅い坑内を理由とし、坑内湧水量は比較的多い。
炭鉱における排水作業は、生産に多大な負荷となり揚水設備に多額の投資が必要不可欠となる。
北海道に於いては、炭鉱での使用電力の10%が排水作業の電力として要する。

特に竪抗や斜坑で開坑された場合、通洞水準以下の湧水はポンプでの揚水が必構となる。
坑内の湧水量を抑えるために、地下浸透を抑える防水処理を施したり、
坑道内に防水ダムを構築し、隔離・セメンテーションを行う場合も在る。
特に坑内酸性水の場合、ポンプや配管の腐食摩耗は避けられず、
必要な場合は疎水坑道を掘削する場合も在る。


穂別町にはかつて幾つもの炭鉱があり、
そして大きな鉱業所があった。
夕張や三笠と炭層を共にする穂別に比べ、
隣の鵡川には炭鉱が無い。
最盛期には、複数あった炭鉱から年に6万トンの出炭を向かえたが
しかし昭和40年の穂別炭鉱の閉山により
この地区の人口は激減した。
早朝のしかも雨上がりに
この原野を探検してみた。


エゾジカ、廃道、藪漕ぎ・・・





厚真炭鉱
( ̄u ̄;)廃坑



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