上国鉱山跡  探検: 北の細道 上国鉱山

上国鉱山で炉を上から眺める




北海道上ノ国町

  鉱山発見より16年後の昭和27年、焙焼炉は索道と共に完成した。
合金鉄用のマンガンは焙焼によって品質が向上する。
30t程度の鉱石を内蔵する縦型焙焼炉が14基並び、
800℃で約70時間、これで品位は約10%向上する。


ところが昭和48年にはMnの需要減により、
焙焼炉の運用は停止され、
その後、昭和61年(1986)の閉山まで、本坑は鉛・亜鉛鉱山として繁栄する。

上ノ国の本鉱山は付近に石崎鉱山、早川鉱山、圓山鉱山と多数の鉱山が犇めいていた。
ローヘッドスクリーンとブレーキクラッシャーで粉砕された鉱石は、
ロッドミルやボールミルで砕かれ、残滓はシックナーに、鉱石は複数の浮選に回される。
発生した各フロスはリバーフィルターを介して、焙焼炉へ向かう。

今回、上国で注視したのは選鉱所と焙焼炉との距離である。
その間隔はおよそ200m。
選鉱の最終工程であるサイクロンの下流から
焙焼炉までのロータリーキルンが残存するとしたらこの間だ。
索道なのかコンベアーなのか、未踏の山中に分け入る。

この度、黒ウサギ的こころ氏から多大な情報を頂いた。
しかし、問題は第五堆積場の下り斜面だった。


焙焼炉・廃滓・キルン・・・


昭和54年 選鉱所
( ̄u ̄;)昭和54年 選鉱所



オープンページへ