笹山鉱山跡  探検: 北の細道 笹山鉱山

笹山鉱山でチョンマゲ抗を見る




北海道江差町

  現在の沢名は「金堀ノ沢」、過去は「銀堀沢」と呼ばれていた。
金鉱付近にはよくある沢の名だ。
今回は道南の江差町の山中、白銀沢の最上流を探索する。

この鉱床は遠く寛永8年(1631)に発見されたと伝えられている。
正徳2年(1712)からは好況を呈し、鉱脈1.2m、1日の採掘量56kg、
その中には銀も含有していた。

そして明治33年から11年間、昭和15年に3年間採掘され、
昭和30年後半には閉山したようである。

鉱石は撹拌変質が激しく良質とは言えなかったようだ。
黄鉄鉱や方鉛鉱は緑泥石化、珪化が進み鉱染されていた。


金・銀鉱床として数本の坑道が掘削されていたが、
目立つ坑道名は「チョンマゲ坑」。
坑口名は一般に北上坑、神通坑、万才坑など縁起のいい名が多い中、
この名はいったい何なのか?

そして金山の小鉱山の遺構にはたして到達できるだろうか。

沢登・渡渉・坑口・・・


チョンマゲ坑
( ̄u ̄;)チョンマゲ坑



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