上砂川 大津炭鉱  探検: 北の細道 大津炭鉱

上砂川 大津炭鉱で廃車に会う




北海道上砂川

  数千〜数億年前に死滅した湿地帯の植物が、堆積により空気から遮断され分解を免れる。
上に数キロ堆積した土砂による圧力と地温が加わり、長い年月をかけて変化したものが石炭である。

形成される過程にはいまだ謎が多く、セルロース・二グリンから化学変化したとされるが解明には至らない。
気体の天然ガス、液体の石油と比較し、採掘・貯蔵・輸送などに不便な面が多い石炭であるが、
価格や埋蔵量では引き続き重要なエネルギーとされる。

石炭といってもその種類は実は豊富である。
発熱量や炭素含有量、粘結性などにより分類され、
「無煙炭」「半無煙炭」「瀝青炭」「亜瀝青炭」「褐炭」の分類がある。

昭和42年に閉山した本坑は当初、良宇根炭鉱として稼行した。
最盛期には70名近い従業員で操業し、
付近全体で13坑に及ぶ炭鉱が営業していた中の一つだった。


奈井江町から上砂川に向かう峠付近に位置し、
夏には激藪でその存在さえ隠されるが、
4月のこの時期にはその全貌が見える。

今回は炭鉱施設以上に驚いた発見があった。
忘れ去られたような静かな炭鉱跡の静寂を破るような、
侵入者を見てみよう。




ホッパー・坑口・廃車・・・


ホッパー
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