志賀直哉「城の崎にて」1/2(冒頭〜それはしかたのないことだ。) 問題
この「
問題」の前に、まず、★
解読 志賀直哉『城の崎にて』(
こちら)★を取り組んで得点大幅アップ & 国語筋力増強 !
【本文】 教科書などの本文の各形式段落の冒頭に、あらかじめ次のように記号を書き入れてください。
1山の手線の電車に跳ね飛ばされて
2頭はまだなんだかはっきり
3一人きりでだれも
4自分の部屋は二階で
5ある朝のこと、自分は
6夜の間にひどい雨が
7「殺されたる范の妻」を
8はちの死骸が流され
【問題】(〇段落・第〇文)
本文に、下記の該当箇所に傍線や番号・記号を書き入れてから解いてみてください。
問1 (3.4)A「回っている」の主語は何か、5字以内で記しなさい。★★
問2 「自分」(この小説の語り手として設定されている人物。3段から使われる。)は、城崎温泉に滞在し始めた頃、はちの屍骸を目にするまで「死」をどのように感じ取っていたか。3点にまとめて説明しなさい。★★★
問3 (5.9)Bの「寂しかった」「静かだった」とは、「はち」の屍骸の特にどういう点に対してそう感じ取られているのか、「寂しかった」「静かだった」それぞれについて説明しなさい。★★★
問4 (6.10)C『范の犯罪』のエピソードを挿入することで、どのような効果を持つようになるのか説明しなさい。★★★
問5 (8.25)D「寂しい嫌な気持ちになった」のは、なぜか。最も適当なものを次の中から一つ選び、記号で答えよ。★★
ア 子供や車夫が生物の命をもてあそんでいたから。
イ 死に至る前の生き物の苦しみを目の当たりにしたから。
ウ あらゆる動物は死から逃れることができないものだから。
エ 自分にもやがて死が訪れると思い知らされたから。
オ 人に害悪しかもたらさないねずみなのに、往生ぎわが悪いと思ったから。
問6 次の文章の( )a〜dに入れるのに適当な語を、後の【 語群 】より選び、それぞれ記号で答えよ。★
一九一〇年(明治四十三)、同人雑誌( a )が創刊され、第一次世界大戦後のデモクラシー思想の高揚にのり、大正中期の主要な文芸思潮となった。主な作家は、「友情」を書いた( b )、「或る女」を書いた( c )、「( d )」を書いた志賀直哉らである。
【 語群 】
ア 長与善郎 イ 里見 ク ウ 有島武郎 エ 武者小路実篤 オ 奇蹟 カ 白樺 キ 歯車 ク 波 ケ 暗夜行路 コ 門
advanced Question
@(8.23)あひるは頓狂な顔をして首を伸ばしたまま、鳴きながら、せわしく足を動かして上流のほうへ泳いでいった。の「あひる」の描写は、どういう表現効果があるか、「ねずみ」と関連させて説明しなさい。★★★
A(8.最後から2文目)両方が本当でとは、具体的にはどういうこととどういうことが「本当」というのか説明しなさい。★★★
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志賀直哉「城の崎にて」1/2(冒頭〜それはしかたのないことだ。) exercise
【本文】 教科書などの本文の各形式段落の冒頭に、あらかじめ次のように記号を書き入れてください。
1山の手線の電車に跳ね飛ばされて
2頭はまだなんだかはっきり
3一人きりでだれも
4自分の部屋は二階で
5ある朝のこと、自分は
6夜の間にひどい雨が
7「殺されたる范の妻」を
8はちの死骸が流され
【問題】(〇段落・第〇文)
本文に、下記の該当箇所に傍線や番号・記号を書き入れてから解いてみてください。ただし、番号・記号には欠番があります。「−」は「後ろから」の意です。
問1 (3.4)A「回っている」の主語を本文中から抜き出しなさい。
(3.5)B「そしてなおよく見ると、足に毛の生えた大きな川がにが石のようにじっとしているのを見つけることがある」の文で使われている表現技法の名を記しなさい。
(3.-5)D「それ」の指示内容を5字以内で記しなさい。
(3.-5)E「全く拘泥する様子はなかった」と同内容となる本文中の語句を10字以内で抜き出しなさい。
(5.-2)H「寂しかった」とあるが、どのような寂しさなのか。その説明として適当なものを次の中から選び、記号で答えよ。
イ 完全に死の世界に入ってしまったものに対する安らぎに似た寂しさ。
ロ 自然な生と死という事実に向き合って静かに感じる寂しさ。
ハ 死の形を目前に見せつけられたときの恐怖を帯びた寂しさ。
ニ 生き物の悲劇的な死に生あるものの宿命を感じたときの寂しさ。
ホ 自分もいつこんな状態になるかもしれないと心配する寂しさ。
(6.8)I「それ」の指示内容を3〜5字で記しなさい。
(8.19)K「自分は寂しい嫌な気持ちになった」のは、なぜか。最も適当なものを次の中から選び、記号で答えよ。
イ 子供や車夫が生き物の命をもてあそんでいたから。
ロ 死に至る前の生き物の苦しみを目の当たりにしたから。
ハ あらゆる動物は死から逃れることができないものだから。
ニ 自分にもやがて死が訪れると思い知らされたから。
ホ 弱者をいたぶる人間の本性を見せ付けられたから。
(8.21)L「自分が願っている静かさ」を言い換えた別な表現を、本文中から五字で抜き出せ。
(8.23)M「あの努力」とは、どういうことをさしているか。本文中の語句を用いて答えよ。
(8.-7)N「自分は非常に快活になった」のは、なぜか。最も適当なものを次の中から選び、記号で答えよ。
イ けがをした直後の自分の判断に誤りはなかったから。
ロ 半分意識がないまま、的確な行動ができていたから。
ハ 死を恐れるも恐れないも、自分の心の問題であったから。
ニ 傷が致命的なものではないと教えられたから。
ホ 死の恐怖には襲われなかったから。
(8.-3)O「そう言われても」とあるが、「そう」がさしている内容を、本文中から一〇字以内で抜き出せ。
問2 (3.6)@「やはり」は具体的にはどういう内容を受けているのか、分かりやすく記しなさい。
(8.5)A「ねずみには首の所に七寸ばかりの魚ぐしが刺し通してあった。頭の上に三寸ほど、のどの下に三寸ほどそれが出ている」とは、「ねずみが」が端的に言うとどういう状態にあるというのか、10〜15字で記しなさい。
(8.17)B「わきの洗い場の前で餌をあさっていた…上流のほうへ泳いでいった。」の「あひる」の描写は、どういう表現効果があるか、「ねずみ」と関連させて説明しなさい。
(8.-2)C「両方が本当で」とは具体的にはどういうことか、分かりやすく説明しなさい。
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