SUPER INTAKE                            


概要
マフラーを交換したら次に交換したくなるパーツ。でもここでもちょっと考えなければなりません。剥き出しタイプのエアクリーナーは吸気抵抗が減るのは良いのですが、エンジンルームの空気を直接吸ってしまうので吸気温度が上がりがちになってしまいます。最近の純正エアクリーナー(特にHONDAなど)は吸気効率も良くなっていますので、剥き出しタイプではなく、純正交換エアクリーナーを選ぶのも手です。FDのX型もエアクリーナーに積極的に外気を導入するダクトが設けられているので。再考の余地ありですね。

また、流入空気をエアフロメーターで測定する車の場合、空気の流れ方が乱れてしまい、正確に測定できなくなることもあるようですしね。FDは流入空気を圧力で検知するDジェトロなのでその心配はありません。
私は吸気効率と吸気音を採り剥き出しタイプを選択しました。吸気温上昇対策としては。ラジエターとエアクリーナーの間にホームセンターで調達したアルミの板を加工して、ラジエターの熱を直接吸わないようにはしています。
ここが○
このアペックスのスーパーインテークはプライマリーとセカンダリータービン別々にエレメントが付きます。
交換すると吸気音が「シュゴ〜〜」っと聞こえるようになります。この迫力ある音だけで私は交換して良かった!となります。また、おまけとして純正ブローオフバルブの音まで聞こえるようになりますよ!(セブンの音コーナーで聞けます)社外品の大気開放ブローオフバルブを付けるくらいなら、エアクリーナーを取り変えれば一石二鳥と言ったところです。
蛇足ですが、私も以前社外品ブローオフバルブを付けていたことがありますが、ブローバイガスでエンジンルーム内は汚れるは、いらんとこで開放してしまうは等良いこと無いです。FDは流入空気を圧力で検知するDジェトロなのでまだいいですが、エアフロメーターで検知する車の場合、測定した空気を大気に逃がしてしまうことになるので、弊害は更に大きくなるようです。

エアクリーナーの吸気効率と集塵能力は相反する問題ですが、以前、雑誌REV SPEEDで特集していた実験では、スーパーインテークの性能はどちらもトップクラスでバランスの取れたクリーナーであるという結果でした。吸気効率を追及する為に、ゴミを通してしまうのでは意味が無いですからね。ちなみにブ○○ツのス○ン○ッシュタイプのクリーナーはかなりのゴミを透過してました。

パワーアップの向上は体感できませんでした(鈍感)が、マフラー交換の効果も伴い高回転の伸びが更に良くなりました。取り扱い説明書にはノーマル232.4PSの車が、スーパーインテーク+マフラー交換で268.3psまで上昇したというデーターが記載されています。マフラー交換によるブーストアップでパワーが上がったのでは?と言う気もしますが、参考までに。
ここが×
エアクリーナーは自分で装着したのですが、FDはクリーナーにつながるホースが多いし、エレメントの位置関係が微妙であるので、とにかくややこやしかったです。しかも、常々思うのですがこういったたぐいの製品の取説は非常に分かりづらいです。なので、装着するときはけっこう頭を使います。

また、私の場合エアポンプのオーバーヒートを防ぐために、付属していたエアポンプの消音機(ただのオリフィス)はパイプに装着していません。なので低回転であるアクセル開度にすると、「ぽ〜〜〜っ」というかなり間抜けな大きな音がしてしまいます

また、やはり夏場は吸気温度が上昇気味なので遮熱板の改善をしていきたいと考えています。