概要
ある日、いつもの通りサーキット走行前のオイル交換をタイヤ館でやっていたところ、マフラーの溶接部に亀裂が入っているのを発見してしまいました。このままでもしばらくは使えるとは思ったし、治せば問題無しなのですが、サーキット走り始めてからなんか音が寂しいと感じるようになってきていたので、思いきってマフラーを新調しました。

マフラーなんてこのごろ気にして雑誌を見たこと無かったので、改めて研究してみると最近は軽量マフラーが流行りなのですね。っつ〜わけで、私も超軽量マフラーを選定したのですが、候補に上がったのは5ZIGENのMIRACLE FIRE BALLと柿本改のGT1.0Z、そしてAPEXの隼でした。
この3つはどれも薄肉のステンレスを使用し軽量化したもので、その他にもステーを中空にしたりとほぼ似たような仕様です。私は、この中からAPEXの隼を選びました。いままで使っていたマフラーとメインパイプが同じ径だし、APEXの製品にはなにかと信頼をおいているので採用しました。テールパイプが短くて他とのスタイルとは一味違うところも選択理由のひとつです。

おそらく、薄肉のステンレスを使用しているので、耐久性は今までのマフラーに比べて劣るとは思いますが、車は軽いにこしたことはありません。冬道で腹をすってマフラーに穴が開かないことを祈るのみです(笑)。

箱から出したところです。持つとかなり軽いです。マフラーも進歩しているんですねえ。サイレンサー部のステーの取り付け方法が、バンド式になっているところが面白いですね。

装着後、後から見るとこんな感じです。この角度から見るとわかりづらいですが、パイプがほとんどストレートに近いので車体に対してかなり斜めになってます。

どうでしょう?れ〜し〜れ〜し〜


装着しての感想ですが、まず今までのマフラーに比べて結構な爆音になりました。とは言っても論外な音量ではなく、期待通りで満足です。ロータリー的なサウンドが強調された感じです。でも、始めてサーキット走ったときは、あまりのうるささに車がぶっこわれるのでは?という不安がわいてしまいました(笑)。ま、慣れでしょうね。

メインパイプ径が今までのマフラーと同じ事から、走った感じに大きな違いはありません。でも、ブーストの立ちあがりが少し鋭くなった気がするのと、高回転の吹けが少し良くなった気がします。

このマフラーには標準でインナーサイレンサーが付いてきて、これを装着すると音量的にかなり抑えられます。サーキット走行以外の時は装着するようにしておりますが、径がかなり絞られますので装着した状態でアクセルを踏むと、かなりエンジンに悪そうです。音量を抑えるためにサイレンサーを付けて、その状態でアクセルを踏めないというのはストレスたまりますね。こういうこともあって、最近は静かでなおかつ抜けの良いマフラーというものが注目されつつあるんでしょうね。その意味から、今までの雨宮のマフラーは性能が良かったんじゃないかな〜と感じる今日このごろだったりします。

隼の音
隼の音をMDで収録してみました。
思ったよりうまく録音できませんでしたが、なるべく大音量で聞いていただくと迫力が出ると思います。ファイルはMP3になっておりますので、MP3が再生できる環境のパソコンで聞いてみてください。
なお、これらは公道で録音したものではありませんので念のため。

隼走る!!(398KB)
マイクから遠ざかって、加速状態で通過します。収録時はマイク設置位置とシフトアップのタイミングの関係が難しいんですよ。いまいちです。

隼アイドリング!!(186KB)
前半はインナーサイレンサーなし、後半がインナーサイレンサーありです。音質、音量の変化がおわかりいただけると思います。