BRAKE PAD                            


HAWK FERRO CARBON Street Pads BLACK
車に乗り始めてから初めてブレーキパッドを社外品に交換してみました。理由はやはりサーキットに向けて。選んだパッドはHAWK FERRO CARBON Street Pads BLACKです。今まで聞いた事のないメーカーですが、これはアメリカ製で私のサーキットの師匠である友人のお奨めパッドです。
私のFDは17インチモデルですが16インチのものと同じパッドが使用できます。 まだ交換してからあまり走っっていないしタイヤもスタッドレスなのですが、「とにかくすごく効く!!」と言うことだけは言えます。冷えているとペダルを少し踏んだときの制動が弱いような気もしますが、そこからもう少し踏めば十分効きます。
暖まってしまえばそりゃ〜もうすごい効きです。いままでのパッドは何?っていうくらい効きます。ただ、車が止まる寸前で「ズォ〜〜〜」っていうかなり不快というか、いかにもローター削ってますというような音がするのが気になります。
これだけ効けばパッドの寿命やローターへの攻撃性は純正とはかなり違うと思いますので、これからじっくり見ていきたいと思います。

2001.6.10加筆
サーキット走行での感想ですが、私のレベルでは1時間連続走行してもフェードはおろか、フィーリングの悪化も全く感じられませんでした。耐磨耗性もTISサーキット走行4時間+街乗り数千キロ使用できましたので、かなり良いと思います。フィーリングは上にも書いたように制動力にはノーマルとは雲泥の差があります。どちらかと言うと初期制動が高めのパッドだと思います。少し踏んだだけでグッと制動がかかり、そこからもっと踏んでもABSがすぐ効く事はなく、コントロールの幅もきちんと残されています。
しかし、このパッドは公道で使用するのは全くお勧めできません。

理由その1.ブレーキダストの量が半端ではありません。ダストが多いだけならまだしも、このダストがくせものでそのままにしておくとホイルにこびりつきます。その後こびりついたダストは、なんと!錆びだすのです! こうなるともう取れません。アルミホイルがまるで鉄の様にサビサビになります。私はこれを取るのにパープルマジックを何本つかったことか!それでも取れないのはドライバーでひっかいて取りました (ーー;)
更に!!この現象はボディのサイドにも現れます。。。。ボディサイドがなんか黄色いなと思ったら、それはブレーキダストが塗装につきささって錆びているのでした。

理由その2.公道での低温下で使用すると、パッド、ローター共に減りが早いようです。私は2000年の4月に装着して6月のサーキット走行まで公道でも使用しておりましたが、ふと見ると目に見えてパッドの厚みが無くなっているのがわかりました。ローターもレコード板のような溝が入りました。

以上、サーキット走行だけに限定すれば非常に良いパッドだと思います。また機会があったら装着してみたいパッドです。
SEI SPORTS PAD Circuit Spec
HAWKの次に使ってみたのがこのパッドです。なんか住友っていうだけで信頼できるじゃないですか。純正にも住友製が採用されているし、キャリパーも住友製だし、良いんじゃないか!と言うことで。
このパッドは「ガレージからサーキット場まで」という謳い文句の通り公道でも十分使えると思います。フィーリングも純正パッドから付け替えても何も違和感無いです(私は純正パッドでサーキット走ったこと無いので、あくまで公道での感想です)。サーキット走った後に交換する必要もないと思います。

サーキットでの感想ですが、私は最初っからHAWK BLACKという強烈なパッドでサーキット走行を始めたので、これに付け替えた直後はかなり違和感がありました。HAWKと同じような感覚でブレーキングすると全然止まらない!!実際、減速しきれずに真っ直ぐいっちゃうことが何回かありました。これは、私が未熟だからであって、このパッドの性能が悪いと言うことではありませんのでねんのため。

慣れて来ると、制動もちゃんとブレーキペダルを踏めば十分なものですし、コントロールは非常にしやすいものだと思います。1時間連続走行してもフェードしません。初めてTISのクラブマンで100秒を切った時も、96秒台を出したときもこのパッドでした。

耐磨耗性はHAWKに比べて劣っているような気がします。私がブレーキ踏みすぎなのだと思いますが、TIS3時間で使用限界に入りました。(このパッドでTISを走っている皆さんはどれくらい持ちますか?)。使用限界と言っても、「サーキットで使うのはちょっと気がひけるぜ」ぐらいの残量はあったので、そのまま半年間街乗りに使用しましたがほとんど減らなかった印象です。
projectμ HC N1-Racing
SEIの次に使ってみたのがこのパッドです<そんな頻繁にパッド変えるなっちゅ〜の
こいつは注意書きに「公道では使用しないで下さい」とまで書いているパッドです。「そんなこと書くくらいだから、すんげ〜パッドなんだろう」と思っていましたが、いや、凄いパッドでした(爆)
初期制動は半端ではありません。ペダルに足をちょっと乗せただけで体がつんのめる位の制動力が発揮されます。そこからもう少し踏むとABS作動!!! コントロールの幅が非常に狭いパッドだと思いました。

2001.6.10現在まだサーキット1時間しか使っていないので、まだパッドにも慣れていません。しかし、このパッドを使いこなせばかなりの必殺技(<なんやそれ)になると思いますので、精進して行きたいと思っている段階です。磨耗性はかなり期待できます。1時間のサーキット走行後でもほとんど減っていませんでした。ただ、ローター攻撃性は高そうです。
「公道では使用しないでください」の理由はサーキット敷地内でちょっとわかりました。冷えていると鳴きが半端ではありません!! 止まる寸前で「キィ」という生易しいものではなく、どんなスピード域でもブレーキをかうと「キーーーーーーーーーーーっ!!!」です。おそらく低温で使用するとパッド、ローターも減りまくりなのでしょう。