ブレーキローター                            


2000年から私はサーキットにチャレンジしました。それまではブレーキローターが減るなんていうの感覚はこれっぽちもなかったのですが、サーキットを走るとローターが目にわかるくらい減っていきました。しかも、サーキット走行を5回程繰り返すとブレーキが踏んだ時に車全体が共振するほどの、ひどいジャダーに悩まされました。2000年シーズンはその後2回はその状態で走っていたのですが、なにしろ命に関わる部分なので2001年シーズンに入る前にローター交換はマストでした。

左と左上の写真がサーキット走行7回使用後の純正ローターです。レコード板のような溝と放射状に微細なクラックが入っています。
なお、この溝はそのほとんどがHAWKのBLACKのパッドで発生したものであることを書き加えておきます。


ブレーキローターは消耗品であることを認識させられたわけですが、ローターを交換するに当り次に装着するものはスリット入りであることを条件に選定しました。理由の一番は”かっこいい”から^^; スリットが入っているとなんかレーシーじゃないですか! それにスリットはパッド表面のクリーニング効果があるという機能的な面も見逃せません。
それで候補に上がったのはプロジェクトμのSCR PROとAPロッキードのスリット入りローターだったわけですが、SCR PROの2ピース構造のルックスにひかれ、フロントに採用してしまいました。リヤ用にもSCR PROはラインアップされていますが、さすがに財布の中身を考えると4枚購入と言うのは無理!!でした。
このローターは2ピースでディスク部がCV鋳鉄、ベルハウジング部がアルミ合金で出来ており、純正ローターと比べると重量を測定したわけではありませんが、持った感じで若干軽く、バネした重量の軽減と言う効果もあります。あと、こいつの特徴はローター表面にブラック鍍金が施されており、パッドとの摩擦面以外の部分の錆びを防止してくれます。パッドと当る部分の鍍金ははがれてしまうみたいですが、黒いままだと結構威圧の有るルックスなので、ちょっと残念ですね。


んで、リヤに採用したのはフロントの第2候補であったAPロッキードのスリット入りローターです。これがまた、値段がとても安いんですよ。純正ローターとほとんど変わらない値段ではないでしょうか。しかしAPロッキードの広告によると純正ローターよりも強度が確保されているらしいので、耐久性には超期待しております。
仕上がりもとてもきれいで、これで熱変形などもしづらかったらお勧めローターかも!


2000.5.14現在装着してからまだそれほど車を走らせていないので、レポートはまだ書けません。サーキット走行も含めて今後レポートして行きたいと思います。
現段階で気になっているのは、純正ローターではブレーキをかってもほとんど無音ですが、今回のセットではスリットが入っているためなのか、ブレーキをかけると「ちゅい〜〜ん」という音が発生します。これも、まだブレーキの当りなどがまだついていませんので、今後も要チェックですね!