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洪庵みち


洪庵みち・・・青のライン
岡山県岡山市足守 
緒方洪庵生誕地である生家の屋敷跡の前の道を「洪庵みち」という。ここには洪庵の銅像と「洪庵緒方先生碑」がある。足守川から屋敷跡に向かう曲がり角には「洪庵みち」の道標が立てられている。緒方洪庵は、文化7(1810)年7月14日に備中足守で、足守藩士佐伯惟因(さえき これより)の三男として生まれた。洪庵の生家跡は、江戸時代の陣屋の面影を今でも残している足守の町並みの東北端、足守川と宇野山にはさまれた小高い場所にある。生誕地の奥に走る国道429号のトンネルは「洪庵トンネル」と命名されている。
緒方洪庵1810−1863幕末の蘭学者・蘭医・教育者。名は章、字は公裁、通称は三平、別号に適々斎等。大坂の蘭学医中天遊に師事し、さらに江戸の坪井信道・宇田川椿斎にも学ぶ。のち長崎に遊学し、38年大坂に戻り,瓦町で医業に従事するとともに適々斎塾を(適塾)をひらく。門人は3000人ともいわれ,大村益次郎,福沢諭吉らがいる。文久2年幕府にまねかれ,奥医師と西洋医学所頭取をかねた。文久3年6月10日死去。54歳。

緒方洪庵誕生の地の道標

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