沖縄県石垣市
轟川付近から伊原間間のマクラム道路が竣工したのは昭和２２年(1947)9月25日であった。米国軍政府の援助により５６日間という短期間で完成したという。現在の国道３９０号線の事である。マクラムとは石垣に赴任した南部琉球軍政府先任軍政官のマクラム中佐を指している。その中佐の厚意に報いるため、道路は「マクラム道路」と名づけられ、仲間政光の作詞による歌（「汽笛一声　新橋を〜」の鉄道唱歌の替え歌。）までが作られた。