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尚寧王の道


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・・・尚寧王の道
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 安波茶橋
沖縄県浦添市
「尚寧王の道」は安波茶橋を越えたあたりまでほぼ中頭方西海道と重なり、浦添間切番所跡を経由して「浦添城前の碑」に至るまでの道である。中頭方西海道とは首里城を起点に、安波茶、牧港を経て読谷に至る宿道と呼ばれる幹線道路である。尚寧王は1589年から1620年に在位した琉球王国の国王で、薩摩の侵攻を受けて江戸に連行され、二代将軍徳川秀忠に謁見したことで知られる。その浦添按司家の出身であった尚寧王が、1597年に首里から浦添グスクまでの道を石畳にし、木造の橋を石橋にするなどの整備をするよう命じたものが、「尚寧王の道」である。浦添城にある「浦添城の前の碑」(1999年復元)はその時の記念碑で、碑文には平仮名の琉球文と漢文で、道作りの様子や竣工儀礼などの様子が書かれている。
安波茶橋は小湾川に架けられた石造のアーチ橋で、南橋と北橋がある。

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