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公慶道


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黄緑のラインが公慶道
 
公慶道
 
公慶道
 奈良県奈良市東大寺
東大寺の塔頭の一つである「龍松院」の前の松林から大仏殿の東北の角に抜ける小径を「公慶道」と呼ぶ.公慶上人が龍松院と大仏殿の間を行ったり来たりした道.。公慶道の両側には立派な杉や桧がずらりと並ぶ。これらは大仏殿再建のとき、資材調達に苦労した公慶が「この先修復が必要になったとき、大木がなかったら困るに違いない」と後世を慮って植樹したものだ。13歳で東大寺大喜院(現龍松院)に入寺し、雨ざらしの大仏を見て大仏殿の再建を決意した公慶だが、幕府の許可を得て勧進を開始したのは37歳になってからだった。1684年公慶、大仏殿再建事業開始。1692年大仏の修復が完成 開眼供養を営む。江戸期再興の大勧進公慶上人がまつられているのが公慶堂。大仏殿の再建そのものは、公盛が上人の後を継いで大勧進となり、幕府の計画通り推進され、宝永6年(1709)3月21日から18日間にわたる落慶供養を迎えて、一応の完成を見たのである。
 
龍松院
 
東大寺大仏殿
 
東大寺大仏

公慶堂 門の奥

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