香川県坂出市
保元物語によると崇徳上皇が讃岐で没して3年後の仁安2(1167)年に西行法師は御陵を詣でている。青海神社から白峯御陵までのみちのり1.34キロは「西行法師の道」として平成15年に整備されている。西行法師の歌集『山家集』によると,崇徳上皇が崩御された3年後,西行法師が白峯御陵を詣で,御陵の前の道沿いには西行法師が詠んだ
よしや君 昔の玉の 床とても かからん後は 何にかはせん
をはじめ,西行法師と崇徳上皇の歌を刻んだ歌碑88基と石灯籠93基が設置されている。白峯寺頓証寺殿の左には,石の上に座った西行法師の石像がある。この西行像は文政(1818〜1829)の頃,西行腰掛石と伝えられていた石の上に安置されたものといわれている。石像の傍らには,西行の歌碑が建てられている。
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