兵庫県三木市
竹中半兵衛は一世の軍略兵法家として知られ、織田信長に従い秀吉と共に各地に転戦し殊勲を立てた。三木城攻略の際、平井山の陣中に胸を病み三十六歳で亡くなった。平井本陣跡（秀吉本陣跡）の近くには竹中半兵衛の墓がある。天正五年、中国征伐に当たって、播州三木の城主別所長治の討伐に向かった秀吉は、平井山に本陣を構え、天正八年正月、約三年の歳月を要して陥落させた。竹中半兵衛が智将ならば、谷大膳は豪将としてならした人で、三木攻めでは、重要な平田の陣営をまかされていたが、毛利の軍勢の夜襲を受け、戦死を遂げた。途中には谷大膳の墓がある。コース順は豊地バス停～秀吉本陣跡～竹中半兵衛の墓～弁慶の足跡～谷大膳の墓～大村駅となっている。距離8.0Km。近畿自然歩道の一つである。