東京都太田区本羽田
本羽田の秀明寺門前に聖徳太子道の碑が建てられている。この碑、元は旧東海道からの分岐に建てられていたと言われているが近世以前の土木・産業遺産の資料によると太子道五丁とあり、これを信じると旧東海道から最短でも1.0K程(約十丁)離れており実際はもっと近いところ建てられていたものではないかと思われる。秀明寺は花園天皇が刻ませた聖徳太子像を本尊として、花園天皇の侍臣秀明が開基となり創建した。
資料
（正面）「正徳太子道」、（右面）「是ヨリ 太子道 五丁」、（裏面）「「正徳太子道」／17世紀の道標 建造年 元禄2（1689） 高146㎝，幅38㎝，厚25㎝ 近世以前の土木・産業遺産より
次の資料では距離は記入されておらず、良くわからない。資料編纂当時すでに読み取れない状態であったかと思う。
聖徳太子道(元禄2(1689)年) (大田区本羽田1-3-11秀明寺)
正面:聖徳太子道 萩中村 右側 :是ヨリ太子道 左側:元禄二年九月日文久元酉五月日改 背面:正徳太子道 萩中村
(銘文は｢史誌｣第12号大田区発行による) 。
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