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関山を通って和泉式部を偲ぶみち


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関山を通って和泉式部を偲ぶみち

関山を通って和泉式部を偲ぶみち

関山を通って和泉式部を偲ぶみち
福島県白河市
このコースは白河市関辺の関辺バス停を起点とし、白河市表郷梁森の梁森バス停を終点とする13.3kmの東北自然歩道「新 奥の細道」のコース。  コース始めの関山の登りが少しきついが、あとはなだらかな道である。関山は、白河市街地の南東にある標高619mの山で松尾芭蕉が曽良を供に白河関跡を訪れた後、白河城下に向かう途中でこの関山に登ったとの言い伝えがある。関山登り口には芭蕉直筆の奥の細道の一文が刻まれている碑がある。
   心もとなき日数重るままに白河の関にかかりて旅心定りぬ

関山を過ぎると途中に硯石磨崖三十三観音、和泉式部庵跡などがある。和泉式部庵跡は和泉式部が長久二年(1041)父国康を見舞いに来た時、士族の争いのため先に進めず、ここで鎮まるのを待ったという。庵跡には化粧の井が有る。
和泉式部は平安時代の才媛として紫式部、清少納言と並び称された女流歌人である。式部は石川ノ郡真垣城主金子十郎国康の娘として生まれ、13才の時京都に上り大江雅致の養女としてその才学を賞され、後、上東門院(彰子(しょうし))の上局として奉仕、和泉守橘道定に嫁いだので和泉式部と称されたと伝えられる。
 
化粧の井
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