ねこたび日記

2024年3月22日(金) 続き 
下りてくると、「きれいだったでしょ?」とばかりに猫がお出迎え。

ありがとうね。いい景色だったよ♪
この子、帰り際にモデルさんをしてくれました。

帰り道では別の子が。この島の子たちはみんなフォトジェニックですね~。

港ではワカメの乾燥作業。(許可を得て撮影)

天草のワカメは有明海と天草灘、それぞれの海流が交わる場所で育つ非常に品質の高いものです。「天草産」というだけでブランドステータスです。
昼食は今日はこのお店で。

ちなみにこの島では各食堂やお店で猫の餌(カリカリ)を売ってます。(^^;

ここでは猫への餌やりは自由ですが、できれば外から持ち込むのではなくこの島のお店で買ってあげるのがいいですね。過食にならないように小分けにして売ってますし、値段もリーズナブルですから。
お店には海鮮料理もあるのですが、予め予約しておかないと食べられないことが多いです。その日の水揚げから料理することも多いので。
この日もそうでした。ですから私はミックスピザのセットを。

これがかなりのボリュームで、二人くらいでシェアして丁度いいくらいでしょうね。
食後、しばし休憩をさせてもらって…これを一人で食べたもんでお腹いっぱいで動けない。
空いていたのを幸い、お店の中でちょっとゴロン。(^^;
気が付けば帰りの船までもう2時間ちょっと。
お腹がこなれたところでまた猫たちをのんびりとスナップ。

島の集落らしい風景。この中に猫がいます。わかりますか?

静かな港の昼下がり。

その島の猫たちは本当に穏やかな顔をしています。猫の表情はそこに暮らす人たちの姿を鏡のように映すと言われますが、本当にこの島では猫たちが大事にされているのがその表情を見てもわかります。

同じような表情の猫たち…佐柳島や田代島でも見ますね。どちらも猫に優しい島。
この湯島の場合はもうひとつ、どこかに余裕が感じられる。

それは、佐柳島にしても田代島にしても島民の平均年齢は高い。どちらも島外の若い世代の応援や協力があるとはいえ、島民自体は高齢者がほとんど。それに対してこの湯島は島内に小中学校があり、子供たちの姿がある。そして帰って来る漁船からは40代くらいの若い人が下りてくる。お店では30代らしき人も。家々から聞こえてくる声にも若い人の声が。

そんな島の人々の活気が猫たちにも反映されているように見えます。
この島で猫と一緒に育つ子供たち、きっと心優しい人になることでしょう。
船の時間が近づいてきました。
名残りを惜しむように?猫たちと遊びます。

江樋戸からの船が着きました。
船長さんが猫たちにカリカリを…。

「もう帰っちゃうの?」とでも言うようにすり寄ってきた子。

うん、また来るよ。元気でね。
最終16:00の船で湯島を離れます。ちょっと名残り惜しい…。

天草湯島。初めての訪問でしたが、すばらしい島でした。
季節を改めてまた訪れてみたいですね。次は秋あるいは冬…?

撮影に協力していただいた島の方々、ありがとうございました。
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