ねこたび日記

2023年11月24日(金) 佐柳島三日目 続き 
お昼を過ぎても風は相変わらず。
猫たちはあちこちで団子になってました。

でも空は晴れてきて…。

滞在時間残り2時間ちょっと。名残を惜しむように猫たちをスナップ。

可憐な島猫たち。
彼らの姿を撮り始めてもう10年。未だに魅せられるのはなぜだろう。
それはたぶん…可憐に見えてその実、常に必死で生きている姿を感じ取るからだと思います。彼らは全力で生きている。そこには、追従だとか見栄だとか忖度だとか打算だとか…そんなものは一切ない。自分に正直に生きている。翻って、人間はどうだろうか?
常に周囲の目ばかりを気にして心にもないことを口走るかと思えば、周囲の評価や見栄えばかりを気にして自分の本当の好きなものを見失ってしまったりする。いつか気が付けば自分が「裸の王様」だったという事実を知って愕然としたりする。
猫たちはそんなものには一切無縁だ。だからこそ、なおさら可憐に思えるのだろう。
ただ「かわいい」だけじゃない。必死で正直な生き様をそこに見るからこそ、島猫たちを追い続けているんだと思う。

帰りの船の時間がきました。
7日間の秋の猫旅。あっという間でした。最後の佐柳での三日間、やはりフィナーレにふさわしかった。
また春に来るからね、きみたちも元気で!

たぶん、地元では咲たちが首を長くして待ってるだろうなぁ。(^^;
帰ったら明日は朝一番で会いに行ってあげないとね。
ちゅ~るを多めに持って♪

今回会った全ての猫たち、ありがとう!
そして島の皆様方、お世話になりました。また春にお会いしましょう。
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