ねこたび日記



海風も 温もる 猫のねぐらかな

2023.4.10・11 田代島

~遠方の猫たちに会いに出かけた旅の記録を日記風に綴ります~

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2023年4月10日(月)快晴  
4月上旬。母親が6日間の検査入院をすることになりました。やれ手術だ治療だというわけではないので付き添う必要はなし。初日と最終日に送り込みと迎えをすれば済みます。付き添いの必要もない、というか付き添い不可。だもんで、中4日間は久々に自由の身。(^^;
それならせっかくだからどこかに出かけようか、ということに。さてどこに行く???
まず京都を考えました。京都にも猫スポットけっこうあるんですよね。それと新緑が始まった京都というのも歩いてみたいし久しぶりに梅小路の蒸気機関車館にも行きたいし。でもコロナが落ち着いてからというもの京都はやってくる外国人観光客が急増。人の多い場所が苦手な私としてはちょっと敬遠。もうちょっと人が少なくなる冬場の方がいいような。佐柳島は?う~~ん、1泊や2泊の行程ではちょっと忙しいし、やっぱり瀬戸内はもっとのんびり巡りたい。そんなこんなで選んだのが宮城の田代島。ここなら1泊で充分。
考えてみるとこの島にはもう5年行ってないんですよね。2018年の4月が最後だった。
今年は桜前線も早く北上しているし、ひょっとしたら桜も見頃かもしれない。というわけで行先は決定。あとはどの日に行くか…だけど。
母親を病院に送り込むのは金曜日。迎えが水曜日。ということは、土・日・月・火のうちの連続する二日間ということになります。田代島の場合、その気になれば日帰りもできるけど、それだと島の滞在時間は2時間もない。やはり1泊でないとね。ただ、この島に行く場合考慮しなきゃならないのが天候。というか波の高さ。
田代島に行くには石巻から船に乗るわけですが、波の高さによっては欠航になることがあります。瀬戸内のような内海と違って太平洋に面したこの海は波が荒い。
おおむねの傾向として波高2mになると欠航の可能性が出てきます。船が小さいですからね。
そこで天気図とニラメッコ。どうやら土曜に前線が東北地方を通過しそう。日曜は快晴の予報。月・火は晴れ時々曇り。ならば日・月か、と思いたくなりますが、そうはいかない。
なぜなら…波の予想を見ると前線通過後の日曜日に石巻付近の海は波が高くなる。石巻・女川で2.5m、これはちょっとリスクが高い。翌日には波は静まる。
これ、間違いやすいのは風が収まれば必ずしも波が収まるというわけではないということ。特に沖からの風の場合、風が収まった後も沖からの波はしばらく高いままだから風が収まるとの波が収まるのとでは半日以上の時間差が出ることは珍しくないんです。これを勘違いしている人、けっこう多い。クジラやシャチの撮影をするときは頭にいれておかなきゃならない常識なんですけどね。
そんなわけで田代島行きは10・11日の月・火に決定。
ただ、10日の朝に家を出たのでは朝の船に間に合わないので石巻に前泊することに。
大宮から午後の新幹線で仙台に向かい、仙石東北ラインに乗り換えて9日の夕方、石巻に入りました。
その日はゆっくり休んで翌朝…
田代島に渡る「網地島ライン」の発着場はホテルから歩いて15分。
朝の船の発時刻は9:00。ちょっと余裕を見て8:20過ぎにホテルを出ました。
町中を歩いていくと、あちこちに…。

そう、石巻はあの大漫画家石ノ森章太郎ゆかりの地。
あちこちに石ノ森キャラクターの像やペナントが目につきます。

「サイボーグ009」の張々湖。006ですね。このキャラ、好きだったな~。中国人なのになぜか関西弁で。(^^;

中央三丁目の角を折れてしばらく歩くと、左手にこんな建物が。

マンション?と思ってしまいますが、実はここが網地島ラインの中央発着所。道路わきにある小さな標識がなければ通り過ぎてしまうかもしれません。
それもそのはず、この建物は震災復興住宅で船のチケット売り場はこの建物の裏側。左端の階段を上がったところなのです。
階段を上がると…。

そこは旧北上川。ここが船の発着場。もっとも目の前に見える船は9:00発の船ではなく12:30発のフェリー「マーメイドⅡ」です。川向うに見えるのは石ノ森萬画館。
まずはチケットを買わないと。

まずは体温測定。コロナは下火になったとはいえ、やはりこれは必要。
そして自動販売機でチケットを買います。田代島まで往復。2,500円です。
実はこの中央発着所、4年前にできたばかり。それまではここから2kmほど下流にある門脇発着場が始発でした。石巻駅から徒歩で45分、タクシーでも1,000円ちょっとかかる。
2019年の3月にこの中央発着場がオープンし、駅からのアクセスは格段によくなりました。もっとも門脇発着場は今も健在で、船は中央発着場を出発した後門脇発着場を経由して田代・網地の両島に向かいます。中央発着場には駐車場がないのでクルマで来た人は門脇からの乗船になるんですよね。

さっきの看板にも、この自動販売機にも猫の絵♪
そう、田代島は今や猫が観光の主役。宮城県の立派な観光資源になってます。係員の方が親切に帰りの船の注意事項を説明してくれます。
「今日は行きも帰りも大泊には寄港しませんから、帰りの船はかならず仁斗田から乗ってくださいね」

そう、田代島には仁斗田と大泊の二つの港があるのですが、大泊港はもともと小さな漁港に過ぎなかっただけに浅い港で干潮の時は大きな船が入港することができません。今日は日中は入港不能のようでいただいた時刻表にも手書きで大泊の時刻には「×」が描かれていました。
本来なら島内で一泊したいところでしたが、残念ながら12月から4月半ばまでのオフシーズンは島内の宿泊施設はお休み。島に泊れるのはGW以降となるため、私も今日は仁斗田15:30発の船で石巻に戻ってきます。もし島内に一泊できるのだったら無理して前夜石巻に前泊しなくてもよかったんですけどね。今の時期はそうするしかないわけで。
やがて私たちが乗る9:00発の「シーキャット」がやってきました。この船はフェリーではなく高速旅客船です。

「シーキャット」という船名。これを網地島ラインのHPで見たときはてっきり「Sea Cat」、つまり「ウミネコ」あるいは「海の猫」という意味だと思っていたのですが…。
岸壁に横づけになった船体をよく見ると、

「See Cat」となっています。つまり…、
「猫を見よ!」「猫に会おう!」ということなんですね。さすが田代島…。
ちなみに私が前回田代島を訪れた時はもっとレトロな船でした。就航して間もない新鋭船なんですよね。

もちろんこの船は離島の人々にとっての生活路線です。この付近の島々も高齢化と人口減少は進んでいて、この路線も一時期減便も検討されたそうです。しかし、猫の島であることが知られて猫目当ての観光客が国内はもとより海外からもやってくるようになったおかげで増収となり、結果として路線が維持されているんですね。特に石巻の病院に通わなければならない高齢の方々にとっては有難いことだったといいます。後で書きますが、本当に島の人たちにとって猫は「守り神」であるのかもしれません。
ここから乗った乗客は30名ほど。地元の方が7~8名。あとは私を含めて観光客で、半数以上が欧米の方。
田代島は海外の猫好きさんにも知られているようです。
船は定刻に出航。門脇で新たに20名ほどの乗客を乗せて外海へ。
この日は風も穏やかで海も凪いでました。昨日の夕方はかなり波が高くて午後の便は欠航になったんですよね。
やがて田代島の北側を回り込んで大泊港を右手に見て素通り。9:42、定刻より数分早く仁斗田港に入港。

港の岸壁の柱には…

かわいい猫の絵♪
ちょっと歩くと…もう猫がいます。(^^;

港の近くには黒猫が多かったなぁ。

全然逃げません。そう、ここの猫たちは人間を怖がらないから。
かと思えば…おいおい、こんなところで。(^^;;;

恋の季節ですね~。人が見ていようが見ていまいがお構いなし。関東あたりなら発情期はもう終わっているんですけど、こちらは寒い分恋の季節も長いようで。
仁斗田の集落への上り口の所にある看板。

左に行けば猫が多い、と書かれてます。この看板は5年前にもありました。
ゆっくりと集落に登っていくと…。

道のあちこちに、

猫がいます。(^^;

人はほとんど見ないのに、猫の姿はやたら目につきます。というか、集落内で猫のいない場所を見つける方が困難だったりして。我が物顔して道路の真ん中でくつろいです。

もっともここはほとんどクルマは通りません。漁業関係者の方々の軽トラと郵便屋さんのオートバイがときどき通るくらい。
それでもクルマが来ても猫たちは平気の平左でゴロンしたままのこともあって…。
そういう時は運転手さんがクルマから「しょ~がないな~」とかいいながら降りてきます。そして「ほらほら、危ないからどいて~」と猫たちに促すとようやく猫たちの方が大儀そうに道を開けます。どう見ても人間よりも猫の方が威張ってるような。(^^;

そう、この島では人間より猫のほうが偉いのかもしれません。

「猫島」という言葉があります。私はこの呼び方はどうも好きになれない。「猫が多い島」というならわかるけど…。島というのはまず人間の暮らしがあって、そこに猫がいる、というものです。ところが近年の猫ブームの影響でちょっと猫が多い島があるとマスコミが「猫島」と言って取り上げて有名になる。
しかし数あるそうした島の中でも実態はさまざま。猫と島民が仲良く共生している島ももちろんあります。しかし一方でしっくりいっていない島も多い。中には猫を厄介者扱いしている島もあるんですよ。そういう意味では町中の猫たちと変わらないかもしれない。
7年ほど前、瀬戸内本州側のとある島に行った時のことでした。その島も猫が多いことで有名な島でしたが、港で写真を撮っていると、
「おい、あんた。その写真をネットなんかにあげんでくれよ。わしら島のもんは皆猫に迷惑しとるんじゃき」
と言われたことがあります。
そういう島もあるんですよ。島民から餌ももらえず、ゴミ置き場を漁っている猫たちの姿を見て悲しくなった覚えがあります。
と同時に勝手なことを…とも思いました。
もともと猫は人間が持ち込んだもの。しかし、時が移りネズミ退治の手段が増えると猫が用済みとされ飼育を放棄。結果、みんな野良に。それを迷惑がっている…もともと自分たちが連れて来て、しかもさんざん猫たちの世話になっておきながら、なんという仕打ちだろうと。
私はそれ以来、その島には足が向かなくなってしまいました。
片や佐柳島のように島民の方たちが猫をやさしく見守ってくれる島もある。
しかしこの田代島はそうした島とは一線を画する部分があります。
この猫たちの人懐こさは何を物語っているのか?それはこの島の歴史と大きな関わりがあります。

この島では昔から「猫を大切にすれば大漁が続く」という言い伝えがあり、猫は漁の神様として奉られてきました。
もっともこれはこの島だけではなく東北地方の各地に同じような言い伝えがあるようです。多くは山村で養蚕をしていた場所で、蚕をネズミから守るために猫が大事にされたことに始まっていると言います。この島でもかつては養蚕が行われておりそれで猫を飼い始めたのが始まりのようですが、しだいに漁業者との関係が強くなりやがて「漁の守り神」となったようです。漁師にとってもネズミは大敵ですからね。この島では江戸時代以来人と猫のいい関係がずっと続き、なんと猫は「神様」となっています。島の中央に「猫神社」があり、さらに島内で犬を飼うことは禁止されています(犬は猫の天敵と位置付けられているらしい)。島外から犬を連れてくることも禁止。
この島で猫をいじめたりしたら、生きて島から出ることはできないだろうと言われるほど…。

この島が大きく知られるようになったのは、東日本大震災の後じゃないでしょうか。
あの時、この島も大きな被害を受けました。下の写真を見るとわかりますが、ここまで津波が来たんですよね。

仁斗田と大泊の港も集落も大きな被害を受けました。
島民の方々は復興への尽力を始めますが、漁業は中断状態。産業復興はなかなか進みません。そんな時、その一助になったのはなんと猫たちでした。
とある報道でこの島が「猫の島」であることが知れ渡り、全国から救援物資とともに大量の猫の餌が送られ、さらに港の再開と同時に猫目当ての多くの日帰り観光客が訪れるようになり、定期船の運賃収入は赤字から黒字に転換、さらに宮城県も復興事業の一環として猫を観光の目玉とすることを後押しして「田代島にゃんこ・ザ・プロジェクト」を立ち上げ島内に休憩場所などを整備、観光客の誘致に動き出し、今や島の主収入に観光が大きな比重を占めるようになりました。
これはまさに「猫の恩返し」であったのかもしれません。
同じように猫を観光の目玉にした島に福岡県の相島があります。
というか、今は相島の方が田代島よりも有名になっているかもしれないですね。博多からのアクセスもいいから。
私も相島に何度か行ったことがあります。でも、私は残念ながら相島にはいい印象を持っていません。なぜかといえば…。
相島の猫たち、ガリガリに痩せている子が多かったんですよ。「猫の島」として有名になり観光誘致までしているのにこの痩せ方は何?と。ゴハンをちゃんとあげているんだろうかと。
下の写真見てください、6年前に相島で撮ったものですが、今もこういう子が多いという。

もちろん、どんな島にもこういう子はいます。いやこういう子は多い。佐柳島のように島民の方たちが猫を大事にしている島でさえこういう子がいるのは事実です。
しかし、猫目当てで来る観光客相手のお店があって猫グッズを販売してたり、猫の島であることを喧伝するような招き猫やモニュメントを置いたり、あまつさえ県自らが「猫島」として観光客を誘致するようなことをしている割には猫たちの扱いがあまりにも雑じゃないかと。健康管理などまるで考えてないようですね。
まるで猫たちが人間のお金儲けの道具にされているように見えてかわいそうでしたよ。
「猫の島」を自ら喧伝するなら、ちゃんと猫たちの世話をしてあげてほしい。佐柳島や睦月島は決して島民の方が自ら「猫の島」であると宣伝などしていません。でもできるだけのことを猫たちにはしてあげている。なのに猫を観光の目玉としている島がこれでは…。
だから私はこの相島には足が向かなくなってしまいました。行く気がしない。
もれ聞いた話では、相島では島民の方々と観光業者などとの思惑が食い違っているそうです。島の方々は決して猫がいることを喜んでいるわけではないんですよね。
これが田代島との決定的な違いでしょう。
田代島では、こういう痩せた猫というのはほとんど見かけません。みんな丸々しているし毛並みがきれいな子が実に多い。

ゴハンは充分にもらっているようです。でもこの島では外来者による餌やりは禁止なんですよ

「餌やり禁止」というと、一般的には「猫を増やさないように」とか「この辺に猫が居つかないように」という否定的な意味合いで言われることが多いですよね。
「野良猫に餌をやらないでください!」というように。
でもこの島に限っては、意味は真逆です。
餌は島民の方々が決まった時間に決まった場所で充分に与えています。ですから外来者が来て餌やりをしてしまうと過食になったり、あるいは添加物の多い人間の食べ物を与えられて体を壊したりする危険性があるので外来者の餌やりを禁じているのです。この看板にも「猫さん達の健康を守るため」って書いてありますよね。

そして「ジャラシ」や「マタタビ」も禁止です。これは誤飲や事故防止のため。この島、「猫ファースト」なんです。
やはり昔から猫を「守り神」として大事にしてきた歴史があってのことでしょう。もちろんこの島にだって猫嫌いの人はいるかもしれません。でもその人たちを含めて、この島が猫と人がずっと共生してきたという事実は皆が認めているんですよね。
だからここの猫たちは本当にのびのびと生きている。なんの制約もない。

そりゃ、あちこちで猫がフンもするでしょう。でもそれは今に始まったことじゃないし、これだけ自然豊かな島なんだから人々はほとんど気に掛けない。
私は「猫の楽園」という言葉は嫌いだけど、もしそれに近い場所があるとするなら、それはこの島かもしれない。

ただ、ここは緯度が北にあるだけに冬の寒さは厳しい。
だからそのせいもあって猫たちの平均寿命は瀬戸内の猫たちなどと比べると短いそうです。瀬戸内の猫たちが平均寿命7~8年と言われているのに比べてここでは5~6年と言われています。冬の寒さに耐えるだけでも体力の消耗は激しいですからね。でもたとえ短い猫生であって大事にされて生きられるなら…。

ちょっとメインの道からそれて、マンガアイランドに行ってみました。
ここは自炊が原則の宿泊施設で、海を見下ろせる場所にロッジがいくつか経っています。その全てが猫をモチーフにしたものでちばてつやさんや里中満智子さんがデザインしています。下の写真のロッジは里中満智子さんデザインのロッジ。

残念ながら今はオフシーズンで閉館中。GWから10月下旬までが宿泊可能な期間です。もちろん要予約。
シーズン中はここも猫たちへの餌やり場になるので猫が集まってくることもあります。さすがに今の季節はいません。人がいない場所には猫は来ませんからね。
ロッジの周りの桜はちょうど盛りでした。

これで下に猫がいたらいい絵になったんですけどね。(^^;

大泊への本道に戻って…ここにも猫だまり♪

猫の方は人が来ても除けてくれないので、こっちが除けて歩かないといけません。私も野の花を見ながらのんびりと北へ。

ときおり猫とすれ違います。どう見てもあっちのほうがエラそう。(^^;

ここ、仁斗田集落からかなり離れた場所ですが行動範囲広い子なんでしょうね。私の前でお座り。(^^;

この子は長毛種の血が混じっているんでしょうか。かなり体の大きな子でしたよ。フサフサのシッポ♪

やがてゴロン。警戒心ゼロ。(^^;
道の向こうには山桜。時折ウグイスの鳴き声も聞こえます。もうこの島でもウグイス鳴いているんだ…。
しばらく歩くとまた猫の数が増え始めて…。

「島のえき」に着きます。
ここは、旧田代小学校の跡地を利用した観光客向けの休憩施設。

ここではカレーや麺類などの軽食を供していて、しかも飲食物の持ち込みも可。仁斗田から歩いてきてちょっと疲れたな、と思ったらゆっくり休憩することができます。ここはさっき述べた「田代島にゃんこ・ザ・プロジェクト」の一環として設けられた施設で観光客向けの休憩施設であると同時に猫たちの世話をする拠点でもあります。
ここには20匹前後の猫が常時いて、ここの係員の方々が餌やりなどの世話をしています。新たに生まれた仔猫や怪我をしたり病気にかかったりした猫たちの世話をすることも。仁斗田や大泊からわざわざここに移って来た子もいるそうです。この島では基本的に避妊去勢はしていませんからある程度育った雄猫は生まれた場所を離れて他の場所に移るんですが、そうした子が立ち寄ってここに居座り新たな子孫を残すということもあるんだそうで。

ここでは間近に猫を見ながらのんびり休憩することができます。
ただし「食事は屋内でしてくださいね」と言われます。なぜから外で食べていると猫に「ねだられる」から。島内では猫への餌やりは禁止ですしね。

タンポポが満開。その向こうでのんびり毛繕い。

きみも丸々太ってるね~。田代島では茶白系の毛並みの子は少数派です。

白黒ハチワレの子。「ニャにか用?」てな顔で見られました。(^^;

デンデンと…横綱級?の三毛さん。(^^;

日は照っていても関東のように暑くはない。どこからか海風が運んできた爽やかな空気が。だから猫たちも快適そうです。

モデルさんには事欠きません。

あちこちに草地があって、その上に座ったらさぞ気持ちいいだろうな~と思うんですが…それは自殺行為。

なぜならまず間違いなく「地雷」が埋まっているから。(^^;
私もちょっと室内に入ってカレーライスをいただきました。ここでは田代島の猫ビデオを見ながらのんびり食事ができます。
食事を終えて再び外に出ると、

なにやらお店の前に竹が二本置かれて…。

今度は猫たちの「ゴハンタイム」。
毎日ほぼ正午過ぎくらいにこうやってゴハンをあげているそうです。竹を使っているというのがユニークでしたね。(^^;

食べ終わった子たちは思い思いにお昼寝、そしてお散歩。

さてこちらもゆっくりと体も休めたところで、再び大泊へ向けてのんびり歩きましょうか。
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