kazkaz奮戦記&社会批評 by kazkaz of 車輪の下


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私と社会学&社会批評


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■2012年02月24日(金)11:40  少子化問題に馬鹿な大臣を起用すべきではない…。
【中川少子化相 「移民政策も視野」に…政府で検討も】
 中川少子化相は23日、読売新聞などとのインタビューで、日本で少子高齢化が進んでいることに関連し、「北欧諸国や米国は移民政策をみんな考えている。そういうものを視野に入れ、国の形を考えていく」と述べ、移民を含めた外国人労働者の受け入れ拡大を目指し、政府内に議論の場を設けることを検討する考えを示した。(読売新聞)

 今日、国内外で日本企業の製造業・サービス業等の分野での外国人労働者が増え、日本人が失業状態となる労働市場の空洞化現象が起きている。外国人労働者を今以上に増やせば、将来的に日本人の働く場所はなくなるだろう。間違いなく、大量の日本人の失業者が溢れ出す。
 また、移民受け入れは、日本人の人口を減少させ、移民外国人の人口を増加させ、日本国家を外国人国家へと変遷させる危惧がある。
 日本国から日本人を追い出して、新しい外国人国家を作るというのか?
 今、外国人の参入により日本人の失業者が増え、日本人の雇用問題を一番考え出さなければいけない状況下で、この馬鹿大臣は何を考えているのか理解に苦しむ。猿以下並みの脳みそである。馬鹿に政治をやらせてはいけないと言う典型事例であろう。実に残念である。

■2012年02月22日(水)17:17  <橋下市長>小中学生に留年検討…。
 大阪市の橋下徹市長が、小中学生であっても目標の学力レベルに達しない場合は留年させるべきだとして、義務教育課程での留年を検討するよう市教委に指示していたことが分かった。法的には可能だが、文部科学省は年齢に応じた進級を基本としており、実際の例はほとんどないという。橋下市長は、市教委幹部へのメールで「義務教育で本当に必要なのは、きちんと目標レベルに達するまで面倒を見ること」「留年は子供のため」などと指摘。留年について弾力的に考えるよう伝えた(毎日新聞)。

 義務教育は、社会で生きていく基礎的能力を養うものである。彼(橋下市長)は、学力尊重主義者なのかもしれないが、学力よりも大切なものがあるということを自覚しなければならない。すなわち、社会で生きていく素養(例えば、最小限の学力以外の礼節等)が備われば、学力不足であっても進級を認定するのが義務教育での査定ではないであろうか。決して、学力偏重主義に陥らないことが肝要であると考える。
 独裁者の改悪施政に社会が惑わされるのは、非常に残念である。このような時代だからこそ、子供のために必要なものは何かを考え直すべきである。確かに学力は子供の武器となるが、決してそれだけが大事なものではない。そう思うのである。
 社会がギスギスしている。何でも悪は排除してしまえという独裁者の言葉とその施政は恐怖を覚える。立ち向かう者を切っていく姿勢は一見格好良くも見えるが、その挙動はどっかの国の為政者と何等変わることはない。
 社会は末期。そう感じる。

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