心臓病治癒体験(その2)


最近は、従来の西洋医学による治療のほかに…
ヒーリングや気功、レイキパワーなどいろいろとありますね。

でも私が彼女を治した方法はそのどれでもありません。
ただ、彼女やご両親との会話、それだけなのです。
実質、ご両親とお会いしたのはお父さんが二回か三回、
お母さんとは五、六回って所かな…?
当の彼女とも治癒するまでの間より、元気になってからのほうが会ってるんですよね〜
それまでは、電話で話す事の方が多かったんですね。

仕事中に、お客様が途切れたタイミングに…
なんだか急に苦しくなってきたぞ〜、なんで〜?
そして「グァルル〜ッ」と出始める。
すると間もなく…
お店の電話がトゥルルルル〜となる!
「こんにちわ〜、Tですけど〜きついんですよ〜」
「あ〜、あなただったんだ〜キツイと思えば…○○が痛いね」
(えっ、何でわかるのよ?このおばさん)と彼女の心はつぶやく…
そこで私は…、
ーーー少し考えて、問いかける。
「最近、先生の事、嫌いって思ってな〜い?言い方が気に入らんとか…」
等など…最近の彼女の日常の心の反省と切り替えを話し始めるのです。
それだけで、あちらこちらと痛かったところが楽になってくるんですね〜
彼女も…私も!
しかし、その苦しい時に求めてくれなかったら・・・
病院に駆け込まれていたら・・・私には治すことが出来ていません。

嘘のような、だけど本当の話です
彼女曰く、「本当は電話したくないんですよぉ〜嫌だったんです」
「なんか自分の悪いところ全部見透かされるって感じでぇ〜」
「…でも、苦しいからぁ…電話すると楽になるしぃ」
「病院は行きたくないしぃ〜、電話するしかないかなぁ〜って感じだったんです」
ただこちらは、電話がかかったときは一生懸命です。
痛みはこの身体で感じて、解ることが出来ても…
答えは、明確にある訳ではないのです。

真剣勝負!助けると決めたからっ、やるっきゃない!

3,40分電話で話した後、
「楽になったね、もう大丈夫」
私の身体が応えるので、そう言います。
「はい、楽になりました、ありがとうございました」
電話を切った後の…
カヨちゃんの独り言…
(何で解るんやろ〜?不思議やな〜?変な人)
風さんの独り言
(ふぅ〜っやったぁ、出来たぁ、これでよし!)
と胸を撫で下ろすのでした。

因みに…余談ですが
彼女は、普通人間の肉眼で見ることが不可能な物が見える。
そういう子だったのです。
通学バスに乗ると、居るわ居るわ山のように居る、
いわゆる霊と呼ばれる存在がいっぱい見えるそうなんですね。
いやだなぁバスに乗っただけでいっぱい見えるのなんて、
冗談じゃないよぉって感じですよね〜
学校の廊下歩いてても、見える、授業中も先生の肩にも居る!
そこから、友達の肩に乗り移って、また先生に戻る。
そんな事は日常茶飯事だったそうなんです。
ところで…彼女は何故?見えるようになったのか…?
この理由が、なんとも可愛くて可笑しい!

チカちゃんは幼稚園の頃、とても幽霊が見たかった、すごく見たいと思った!
幼い彼女にとって、幽霊とは?
ゲゲゲの鬼太郎にでてくる妖怪たちのようなものだと、思ったそうです。
だから…とても見てみたかった。
心が求めたから、見えるようになったんですね〜。
心が素直に求める物は、必ず実現するんですね、きっと!
素直に求めるとは、疑いや否定を持たずに、ということなんですよ。
ところが、見えたものの現実は違っていた。
片足が腐りかけている人、眼に矢が刺さって苦しんでいる人
沢山のおどろおどろしたものだったんですね。
交通事故があった場所では、身体がグシャグシャに壊れて
顔から血を流している姿など、決して見えて良い物ではなかったのです。

見えるということを活用させてもらって…
しばらくの間、霊という存在についての学習の手助けをしてもらいました。
そして、心の中にある愚痴や、人を嫌いと思う心、許せないと思う心等…
一歩ずつ心の指導をさせもらう事で、
彼女は怖い霊が見えなくなっていきました。

そして、驚くべき事に…或る日のこと
お店に営業に来ていたメーカーさんの営業さんの背後を見ながら…
「あ〜〜〜〜〜〜!」
営業のH君も、背筋が「ぞぉ〜〜っ」
それもその筈、H君は時々この店でカヨちゃんと出会っているので…
カヨちゃんが霊が見える子と言う事は知っています。
「ちょっとやめてよ、そんな声出さんでよ、なんが見えたと〜ぉ」


ところがその時、彼女が見たのはなんと天使だったのです。
彼女は天使が見えるようになっていたのです。
ええ〜〜っそんな事は信じれん
そうおっしゃるのもごもっとも
私自身もすなおに信じる努力をしました。
その姿は、ルネッサンスの絵画にある姿そのものなんだそうです。
チョッと信じがたいって感じですけど、ま、信じる者は救われるとも言うし…
彼女は見えるというのだから信じるしかありませんよねぇ。
と言うより、本音は、存在すると信じたい
いて欲しい〜天使さ〜〜〜ん
この眼で見てみたぁ〜い、握手してみた〜い

天神(福岡県の中心地)の人ごみを歩いていると…
すれ違う人の横に天使を見たり、後ろから付いて行っている天使の姿を…
初めて見たとき、彼女は一体どんな顔をしたのでしょうね〜
天使が本当にいるんだったら(良くないな〜疑ってるよぉ〜)
ちなみに、「花の妖精が見えた」と書いてある著書も読みました。
見て見たいよね〜絶対!
あなたは信じれますか〜?

因みに…、
彼女は医師から、移植しなかったらと「三年後の死」を確約されていました。
にも拘らず、十年経った現在も元気で過ごせているんです、が
人の心臓を貰わなくても、生きる術はあるのです。
その現実は、
不確かな事だったけれど、私を信じてみることから始まりました。
信じてみたことから、心臓病の治癒体験は始まっただけなんです。
なんでも、まず疑う事よりも、信じてみて、事の真偽は心の目を開けて!
偽りのモノに惑わされることのないように…、
ただ、巨額の治療費を請求されるようなものは、怪しむべし!
素直な心の眼を持つことが、大事ってことかなぁ〜
つくづく、シミジミ…

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