心臓病治癒体験(その3)

カヨちゃん(仮名)のその後

平成○年3月3日その日は彼女が通っていた女子高の卒業式でした。
お母さんが一人で来られて、曰く…
「ありがとうございました、無事に卒業しました」
「おかげでこの一年は皆勤賞を貰いました!」

私は、その日に始めて知ったのです。
彼女の命は、心臓移植しない限り三年が限度だと宣告されていた。
それが元気に皆勤出来る様になったのだと…
わたしは心の中で叫びました。
(えぇ〜っ、そんなひどい病気が治ったのぉ〜)
(それだったら、もう少し早く教えてよ〜)
(もっと人のために出来るって自信が持てたじゃな〜い)
でも、もう一つの心が…
(へぇ〜、そんなのが治せたんだぁ〜スゴイじゃない、やったぁ〜!)
何しろ元は普通の人ですから…こんなもんです。

それでも何とかなると思えたのは…
人の苦しさを吸収し、気の転換(グァルルル〜ッと出す)をしてあげられる
その音たるや、必ず周囲の人を振り返らせる
ぎょっーーーな、なにぃ??なにごと〜〜ぉ!
と、人によっては無遠慮なすごい形相で振り返るのです
どんな顔に出会っても、ひるまなくて済むのは…
悪い気をとっているんだ、病気の元をクリーンにしているんだ。
その自信だけがあったからなのです。

この子に対して、私が決めたのは「私が治す!」それだけでした。
でも…知らなかったから治せたのかもしれません。
知っていたら、そんなことが治せるのかな〜?
と、疑う心が起きたのかもしれませんね。
そして、その心が邪魔をしたのかもしれません。
人間知らない方がいい事って、あるものですよね、ウン。
知識は時には妨げになる。

病院に入院したり通院治療中の彼女は…
学校で全校集会中に、突然意識を失って倒れたり、
一日に一回は心臓が止まる、それが当たり前だったそうです。
心を教え始めて、彼女は全ての治療をやめました。
苦い薬を飲みたいわけではないし、病院に通いたいわけでもなかった。
それが幸いしたんですよね、だから治療をやめちゃいました。
デモデモ、元気になったんです。
元気になれた事は…カヨちゃん自身が
「心臓病の患者」である自分を捨てたこと。」
健康な自分になるために、こころの切り替えを選んだ事
その最初の決断があって起きたことなんですね。

彼女が医師から指示されていた、してはいけないこと
1、自転車に乗ってはいけない
2、走ってはいけない
3、ジェットコースターに乗ってはいけない


ただ、心の持ち方を変える会話をしただけでその後、
彼女は、その全てが出来るようになったんですよ。
心の持ち方を変えることの一つには、この病気は治らない
と、思う心を捨てる、というこの単純なことも大事なことの一つです。
しかも、カヨちゃんはチョッと変わった女の子(ゴメン!)
その後、彼女がした事は…(普通はしないよなぁ〜)
家から30キロ近くある場所まで自転車で行くんですよぉ〜
彼女の家は福岡市の西の端、そこから東区の端の志賀島まで行くんだとぉ〜
それも一人で…連れもなしに…
ジェットコースターに続けて3回のるとかぁ〜
それまで乗れなかった恨み晴らしてやルゥ〜〜〜
てな感じなんでしょうねぇ〜、よくやるよ、ホント
兎に角、元気になりました。

最近ちっとも来ないけれど、目撃者の話では…
福岡ドームの近くで、元気に働いているとか…
ま〜その内、気がむいたら遊びに来るでしょう。
めでたしめでたし!

元気になってからも、しばらくの間は、
心がよくない方向に行くと…朝一番に何者かによって起こされる。
朝4時半頃から(起きろ〜、起きて今日は赤坂に行け〜)と言われるんだと。
世の中で言う、守護霊とでもいうんでしょうか、その存在は?
人間の思い癖は、時々軌道修正がいるということでしょうね。
彼女の場合は、極度な人間嫌いがありました。
人の善い所を見つけ上手になること。
ひとを好きになるって事を、沢山話しました。
嫌いな人を少なくしていくって、健康にとても良い事なんですねぇ。
この体験が、どなたかのお役に立つ事を心から願って…
    
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