ZOOM カーリーテール 

僕がもっとも好んで使用するカーリーテール系のソフトベイト
ワームの尻尾の部分がグラブの様に丸まった形をしている
タイプのソフトベイトをカーリーテールといい
ここに水の抵抗を受けると、さながら生きた魚の背びれの様な
動きをしてバスを誘います

 

TIFA シュリルピン

牛久の帝王こと、ジャブリン隊2号がこよなく愛し
某バスプロが自身がトーナメントで勝ち上がる為に作った
至高の傑作である

 

バス・アサシン

棒(スティック)状のソフトベイトで
ミノーの様なシルエットをした細長いデザインが特徴
数あるソフトベイトの中でも
かなり新しいデザインである

 

WaterLand スレンダーシャッド

ストレート系(?)のソフトベイト
頭部から尻尾の部分まで、ほぼ真っ直ぐなデザインの物が多い
1970年代初頭、バスフィッシングにソフトベイトが
初めて登場した頃は、ストレート系のソフトベイトが主流でした
人間の目からするとミミズを連想させる形ですが
実釣では小魚をイメージさせる使い方を多くします
ストレート系は全てのリグにマッチし応用範囲は広いのが特徴です

 

 魚の餌となる昆虫や小動物に似せて作られ、弾力のある柔らかい軟質プラスチックやゴム製の素材で出来たルアーを総じてソフトベイトと呼びます。
 1番の特徴は、この軟らかいボディにあります。バスが普段食しているさまざまな生物を模しており、水中では本物の餌の様に漂って、バスの食欲と好奇心を刺激します。この為、ソフトベイトはスレたバスにもひじょうに効果的であり、1年を通して使用できるので、バスフィッシングには欠く事の出来ないルアーとなっています。
 ソフトベイトには他のタイプのルアーにない実に多くの種類やバリエーションがあり、そのデザインの違いによって、ミミズ系・エビ系・小魚系・ザリガニ系・イモリ系・カエル系etc...など、バスの餌となる物ほとんどがルアーになっているほどです。
 使用するソフトベイトを選ぶ時のポイントとしては、そのフィールドでバスはどんな生物を主食としているのか?そのバスの餌となりそうな生物と似通った物を考えて選択すると良いでしょう。
 ソフトベイトのもう1つの特徴は、単体では使えないという事です。ハリやオモリ(シンカー)などでリグ(仕掛け)を作り、そこにソフトベイトをセットして初めて使用できる様になります。
 リグにはさまざまな種類がありますが、同じソフトベイトでもリグを変えるとまったく違った動き方をしますので、それぞれの特徴を把握して使い分ける必要があります。そのリグの特徴を最大限に生かす事により、水面から水底まであらゆる層で、さまざまなアクションをつける事ができます。
 水面ではノーシンカーリグでトップウォータープラグで行う様なアクションを与えたり、水底ではボトムバンピングやシェイキングなど、落とし込む時にもフォーリング・テクニックを使うなど、あらゆるアクションを駆使すると良いでしょう。
 また最近ではソフトベイトに味や臭い最初からを付けて、よりリアルにした物まで市販されています。またフォーミュラなど、後からソフトベイトに味や臭いを付ける物もあります。
 ただこのソフトベイトを使用した釣り方は、ゆっくりとしたテンポの釣り方が多く、クランクベイトの様に手返し良くガンガンとリトリーブするダイナミックさが薄い為、ソフトベイトでの釣り方はルアーフィッシングではないという意見を持つアングラーもいて、以前はかなり肩身の狭い釣り方でした。とはいえあらゆる状況下で使用する事ができ、プラグに比べて格段にヒットの確立が高く、スレたフィールドが多い日本ではバスに対するインパクトの低いソフトベイトが、今はルアーフィッシングの主流となってきています。
 トーナメントなどで新しく考案されるテクニックについてもソフトベイトに関する物がほとんどで、この状況は今後しばらくは変わる事はない事実です。

 

リグの種類

▲ノーシンカーリグ ▲スプリットショットリグ
▲テキサスリグ ▲キャロライナリグ
▲ジグヘッドリグ ▲常吉リグ