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 ゆ り の 里
 
信州富士見高原 2007.8.20


中央高速・小淵沢ICから約10分。富士見高原スキー場の広大なスロープが、夏期は一面ユリの花が咲き乱れる花園に変身します。ユリの花が開きはじめる7月中旬にオープンし、花が終わる8月末にクローズとなる、名前のとおりユリの花のみの場所です。

家内、小学6年の孫と訪れた8月中旬は、多くの花はピークを過ぎているようでしたが、ときおり風にのってユリの甘〜い香りがあたり一面に広がります。


パンフレットでは「500万輪のユリ」と書かれていますが、真正面に見えるスロープの最頂部から、この写真を撮っている場所を通り越してずっ〜と下のほうまでユリまたユリの世界ですから、大袈裟ではなく100万株はあるのではと思います。


パンフレットには48種のユリの花の写真が載っていましたが、全部で何種あるのでしょうか・・・。ユリの種類がこんなに沢山あるのをはじめて知りました。

下の花の写真のほとんどは小学6年の孫が写したものです。


白い花は神経を安定させ、赤や黄や橙色は気分を明るくさせ、ピンクは幸福感を与え、そして周囲の自然の緑は目の疲れを和らげる、効用があるそうです。


いろんな色や形をしたユリの花を見ながら、匂いを楽しみながら、ゆるやかな斜面を下った一番奥には白樺の林があります。樹々の間に沢山のユリが花を咲かせており、高原の夏を演出しています。



白樺林と群生するユリを見てから、スキーリフトを2本乗り継いで「ゆりの里」の最高地点に上がりました。この日は快晴に近い天気でしたが、やはり午後になると遠景は白いベールがかかったように霞んでいます。
係りの人の話では、午前中に来れば富士山から鳳凰三山、南アルプスの北岳、そして甲斐駒ケ岳、鋸岳から入笠山がワイドスクリーンで見るように広がる絶景ポイントとのことです。



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