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ビクトリア 
(Victoria)



ビクトリアに行く最大のお目当ては、花の庭園として世界に名前が知られている「ブッチャート・ガーデン」 (Butchart Garden) を訪れることです。バンクーバーのホテルを出発してからからブッチャート・ガーデンに到着するまで、車とフェリーを乗り継いでなんと片道5時間弱!。日本での情報収集に甘さがあったと反省はしても、あとのスケジュールを考えると憧れのブッチャート・ガーデンで過ごせる時間は、たったの1時間だけになってしまいました。

ブッチャートガーデンではまずは土産店で日本へのおみやげ物をゲット。それから庭園に入り、小走りに走るがごとき速歩でまわり、メインのサンクン・ガーデンだけは見ることができました。ゆっくりと写真を撮っている時間的な余裕がなかったので、下の写真は数少ない貴重な記録です。


採石所跡に作り上げたサンクン・ガーデン(Sunken Garden)は、ブッチャート・ガーデンの代名詞とも言える庭園で、その際立った美しさは息を呑み込むほどの造形美です。

このサンクン・ガーデンのほかに、イタリア式庭園、日本風庭園、バラ園などいくつかの様式に分かれて全園が構成されているようですが、次回訪れるときにゆっくりと見て周りたいと思います。


入口をはいってすぐの所に、ベゴニアのハンギング・バスケットで飾られた休息所があります。

もう少し時間的な余裕があれば、「花に囲まれたこんな場所でのんびりしたいな〜」です。


ブッチャート・ガーデンは、セメント原材料の石灰岩を採掘した跡の荒れた凹地に土を運び込み、多くの樹木を植栽し、また世界各地から花の球根や種を持ち込んで栽培し、今では世界各国から観光客が訪れるみごとな庭園に甦らせたものです。これだけの規模とバラエティにあふれた庭園が、ブッチャート家という一民間人のファミリーによって造成され、今でも維持整備 (一般入園料:10ドル弱) されているというのも凄いと思います。
  


いずれにしても、今回は隅々まで十分に見て回れなかったので、必ずもう一度、たっぷりと時間をとって、訪れたいと思っています。

次回来るときには是非見たい花の一つが、チベット原産「ブルーポピー」です。ブルーポピーはブッチャート夫人がもっとも愛した花だそうです。
  クリックで拡大します。
ブッチャート・ガーデンで購入した本からコピーしました。




ブッチャート・ガーデンのあと、短い時間でしたがビクトリア市街を散策しました。静かな落ち着いた雰囲気の市街で、今度また訪れる際には一週間くらいは滞在しながら、自分でドライブして見て周りたい場所です。


  エンプレス・ホテル(1908年建設)です。ビクトリア市街の中心部にあり、ビクトリアを代表する歴史的建物の一つです。ロビーや地階のアーケードを見て歩きましたが、重厚な感じを漂わせています。

英国式の正統派アフタヌーンティーを楽しむ人で賑わうそうですが、これは次に訪れるときまで楽しみにとっておきます。


ビクトリア市は、バンクーバー市と比べると人口も約6割と小ぶりですが、バンクーバー市なども含むブリティッシュ・コロンビア(BC)州の州都で、写真は州議事堂です。なん隻ものヨットやクルーザーが繋留されている美しいインナー・ハーバーに面して建っています。

この写真のちょうど左側手前に、エンプレス・ホテルがあります。



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