(春2) Last Update: May 3, 2012

ツツジ
(躑躅)



(1) ヒラドツツジ (平戸つつじ)

常緑広葉、枝分かれが密におこなわれ大型ツツジで、我が家のも一株は高さ2メートル、横幅3メートルほどの大きさです。挿し木して育てたもう一株も、10年ほどで高さ1.5メートルを越えました。

全体的に淡いピンクで中央部が紅色の五弁の花は、乙女がぽっと恥らんだような初々しさに華やかさが加わったような美しさで、その花が葉を隠さんばかりに一面に咲き揃うこのツツジが、私は大好きです。



2010.5.3



(2008.4.26)

(2005.4.30)




(2) ハゴロモツツジ (羽衣つつじ)

細長い葉とガクには粘り気があるのでキリシマツツジ系で、「ハゴロモツツジ」という名称はたぶん流通商品名だと思います。

ピンク色の5枚の花弁は中ほどに紅色の斑点模様があり、また一つ一つの花弁は重なり合わずに付け根から分かれているのが特徴です。


2003年夏、庭木に噴霧した殺虫剤の濃度が濃すぎたためか、何本かの花木が枯死してしまいました。このハゴロモツツジもその翌春は花がほとんど咲かず、枯れてしまうのかな?と心配しましたが、2005年春にはまた元気な姿を取り戻してくれました。ホッ!



(2012.5.1)



(2008.4.26)

(2003.4.27)





(3) オオムラサキツツジ (大紫つつじ)

キシツツジとケラマツツジの交配でうまれたヒラドツツジ(大型ツツジの総称)の中でもポピュラーな代表的品種の一つ。

常緑の木に赤紫色をした大輪の花を咲かせます。



(2003.5.5)

(2005.5.1)





(4) ヨシノツツジ (吉野つつじ)

春とはいっても朝晩はまだ寒さが残っている4月の上旬は、ヒアシンスやムスカリなど早春を彩る花がようやく咲きそろいだす時期で、ツツジの木の花芽も固く閉じていますが、このヨシノツツジとミツバツツジは躑躅仲間の先頭を切って花を咲かせます。

葉の数が少なめの枝ぶりはミツバツツジに似ていますが、花が小ぶりでどこか寂しげなイメージのあるミツバツツジに比べ、ピンク色の大きな花のヨシノツツジには春の華やかさが感じ取れます。



(2010.3.23)

(2010.3.23)





(5) ヤマツツジ (山つつじ)



(2004.4.30)

(2008.4.26)
数年前、散布した殺虫剤の濃度が濃すぎたのでしょうか、枯れそうになりましたが、漸くここまで復活しました。



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