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八ヶ岳連峰 (茅野市芹ヶ沢付近からの眺望) 
天狗岳 横岳 赤岳 阿弥陀岳 網笠山



冬の蓼科 
(2005.3.8 〜 9)



退職した2001年に蓼科高原にあるリゾート施設の会員になって以来、春の新緑、夏は可愛らしい花の山野草、秋にはカラマツの黄葉など、それぞれの季節ごとに趣きに溢れた自然がいっぱいの蓼科高原を年に5〜6回は訪れてきました。

しかし、スキーをしない私には冬の蓼科はちょっと遠い場所に思えていたのですが、たまには雪見の露天風呂もいいかな〜との気持ちから、ノーマルタイヤですが一応チェーンだけは積み込んで出かけました。


一番南側(写真では右側)の網笠山からはじまり、権現岳、三つ頭山、阿弥陀岳と続く八ヶ岳連峰の山々が、中央高速道の八ヶ岳PAから真正面に見えます。


八ヶ岳連峰は 2,600 〜 3,000b級の山々の連なりですが、北アルプスや南アルプスのような人を寄せ付けない峻険な山の連なりとはちょっと違い、雄々しい姿形なのに身近な親しみやすさが感じられるのです。

蓼科高原に行くとき、いつもこの八ヶ岳PAで小休憩をとりながら八ヶ岳の山々を眺めると、なにかホッとした気持ちになります。この写真は、まだ積雪のない昨年11月の旅行のときに写したものです。



XIV蓼科の庭は一面雪です。この雪を眺めながらの露天風呂は最高の気分です。
コブシの芽の柔らかそうなうぶげが春も近いことを知らせています。


翌日、ビーナスラインを通って白樺湖から車山、霧が峰のほうに廻ることも考えましたが、チェーンを積んでいるとはいえノーマルタイヤのままではリスクがあるかなと思い、標高が蓼科高原よりは低いところにある横谷渓谷の王滝と乙女滝を見に行きました。国道などの主要道路はきれいに除雪されていたので、日陰で濡れたような跡のある場所を注意して運転さえすれば、ノーマルでも特に走行の不安はありませんでした。


(写真はクリックで拡大します)
国道から外れて横谷観音、王滝観瀑台までは雪道を20分ほど歩きます。
横谷観音

大滝神社の鳥居への雪道には人の足跡もありません。
王滝 観瀑台から見た車山 乙女滝


(クリックで拡大します)

乙女滝近くの駐車場からの車山。10倍ズームで頂上の測候所が見えます。



帰路、国道299号(メルヘン街道)を茅野市芹ヶ沢付近まで下ってきたとき、八ヶ岳連峰の山々、蓼科山や車山など蓼科高原の雪山が、ちょうど大パノラマを眺めているような180度以上の視界で見え、超感激!のひとときでした。このページトップの写真と下の写真はそのときのものです。


   蓼科山 北横岳



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