「桜のアルバム」トップ



聖光寺
(蓼科) の桜 (2007年)


聖光寺 (しょうこうじ) は、茅野市内からビーナスラインを通って蓼科湖の近く、標高1,230mのところにあり、境内には約350本のソメイヨシノが植えられています。本州で見られるソメイヨシノでは標高が一番高く、また一番最後(毎年ゴールデンウィーク頃)に満開となる桜として知られています。




(2007.5.8)
山門をくぐり抜けると、本堂までの参道は桜のトンネル。


人伝に聞いた話ですが、聖光寺はトヨタ自動車が建立したとも言われています。お寺のホームページにはご本尊(観音菩薩)は1970年に開眼し、交通安全の専一祈願と交通事故者の慰霊と書かれており、比較的新しいお寺のようです。
桜の樹木も年代を経て太いものや古木然としたものは見当たらず、これから枝を広げ風情を作っていくものと思います。
右奥の大きな建物が本堂、左手前(萱葺き屋根)の建物には能舞などを奉納する舞台が設えてあります。真ん中の平屋は社務所。
山門横の小さな池の岸に、ご本尊の観音様の化身3像があります。写真中央の茶色の像が「大自在天」、やや左手前の緑色の像が「阿修羅」。
桜を撮ることに夢中で3番目の像「伽楼羅」は左端に半分切れて写っていますが、この像の名をよく見ると「カローラ」と読めます。矢張りトヨタ自動車のお寺ですネ。
     (この写真はクリックで拡大します)


(この写真はクリックで拡大します)
ソメイヨシノの淡い白桃色と、カラマツの新芽の淡緑色が、お互いを引き立てあって美しいコントラストでした。
 



かなりの数の桜の樹木にカビのようなコケのようなものが付着しています。
恐らくは「テング巣病」がはびこり出しているものと思います。早急に対策・手当てをしないと、全ての桜が罹病の危機にあると思います。



ページトップに戻る