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マウイ島 (2005.6.13 〜 18)



最後の噴火は210年ほど前という世界最大の休火山、ハレアカラ山 (Haleakala)は標高 3,055m。マウイ島の東半分のほとんどはこの雄大なすそ野を広げたハレアカラ山が占めていて、ハレアカラ山を周回する海岸沿いのドライブは丸一日の行程です。


3,055mのハレアカラ山頂で日の出を見るため、カアナパリのホテルを朝2時に出発。現地の旅行会社の人が運転する大型バンは、街灯もなければ対向車もほとんどなく、また真夜中でパトカーもいないハイウェイをすっ飛ばします。カフルイ市街を抜け、ハレアカラ・ハイウェイに入ると日の出を見ようという同好の輩の車が徐々に増えてきます。山頂の駐車場に5時前に到着。今日の日の出時刻は5時40分頃とのこと。

風はそんなにないけど、かなりの冷え込み。寒いです。日本から準備してきたセーターの上に厚手のパーカーを着込み、さらに旅行会社の人から借りた防寒ジャンパーと皮手袋をして、ようやくホッと一息です。 


 (写真はクリックで拡大します)
05:00 ここハレアカラとヒマラヤにのみ生育する貴重な高山植物、銀剣草 (Silver Sword) を駐車場脇でフラッシュ撮影。
05:19 地平線がうっすらと赤く染まりだしました。

05:38 左の写真から約20分経過。地平線の明るさが輝きを増し、空の青さがはっきりと見え出しました。
05:48 さらに10分経過。雲海の端が赤く輝き、太陽の位置が確認できました。
05:48 左の写真からまだ1分足らず。日の出の瞬間。神々しさに感動!
05:49 目の前に広がる一面の雲海、刻々と変わる空の色。息を飲み込む素晴らしさ!
05:50 太陽が全姿を見せました。眩しくて眩しくて、もう見つめていられません。
05:51 ふり返ると、天文観測の白いドームや巨大パラボラアンテナ施設群が、朝日を浴びて輝いています。
05:53 先ほどフラッシュ撮影をした銀剣草 (Silver Sword) が、今は朝日の中ではっきり見えます。  



Maui no ka 'Oi
 (マウイ ノ カ オイ)


ハワイ語で「マウイは最高!」という意味で、フラソングの歌詞でも見かける言葉です。

ゆったりと流れる時間の中に何を求めるか?ですが、何もしない、時間の過ぎるままに身をゆだねる贅沢が、マウイにはあります。

カアナパリのホテルの部屋は1階で、テラスから芝生の庭に出られ、開放感があります。
綺麗なサンセット、甘口カクテル Mai Tai、ハワイアン・バンドのゆっくりとしたメロディが絶妙のマッチングです。
パラセイリング

ホテルのプライベートビーチでは、滞在客が天蓋付きのデッキチェアで一日中本を読んだり、日光浴をしています。
カメハメハ王の時代、王家のバカンス地だったカアナパリの白砂ビーチ。正面の島影はラナイ島 (Lanai Island)。


(以下の写真はいずれもクリックで拡大します)

アフリカンチューリップ。
球根から咲くチューリップとは全くの別種で、これは高さ10mほどの木です。
プルメリア



ロイアル・ポインシアーナ



名前が分かりませんが、可憐な風情の花です。


ブルージンジャー ジャカランダ 名前? ピンクッション


マイナー(Mynahs)と呼ばれるムクドリの仲間。19世紀中頃、ハワイの主要生産物のサトウキビ畑を荒らすイモ虫退治用にインドから持ち込んだ鳥です。
ハレアカラ中腹(高度約1,300m)から遠望した西マウイ。

カマニ (Kamani) の花。原住の人たちはカマニの木から盃や皿を作ったり、丸い種を磨いてレイを作ったそうです。


名前が分かりません。遠目では可愛いのですが、細部を見ると奇妙?な花です。
アガパンサス


プルメリア


アフリカンチューリップだと思います。この花は朝はオレンジ色で、午後には赤くなると聞いています。
ハイビスカス レフアの木? アンスリュウム レッドジンジャー


ラハイナの町の名物の一つ、ハワイで最大のバニヤン・ツリー(菩提樹)

正面奥の黄緑っぽい木がバニヤン・ツリー。右の建物は旧裁判所。

旧裁判所の屋根にとまっていた Mynah を撮ったのですが、よく見ると屋根には日本と同じような瓦が使われています。
パンの木 (Bread Fruit)

美しい夕日が沈んだあと、ふと上空を見ると半月が輝いています。打ち寄せる波の音が心地よい響きです。
ノニ (Noni)。実から直接花が咲いています。実は痛み止めなど医薬用に使われます。


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