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蓼科・カラマツの黄葉

(2006.11.89)


中央高速の韮崎ICを過ぎて下り勾配に入り視界が広がると、目の前に八ヶ岳連峰の山々がどーんと迫ってきます。天気に恵まれ空は青く晴れ渡り、一番南に位置する編笠山からはじまって、権現岳、最高峰の赤岳、阿弥陀岳、硫黄岳、天狗岳、などなど八ヶ岳の山並みが超鮮明、くっきりと見えます。その東南斜面の山裾から中腹あたりまでの一帯が、黄葉したカラマツで黄金色に染まっていました。


渋川大橋からの眺め。黄葉したカラマツが朝日を受けて黄金色にキラキラと輝いています。


カラマツの黄葉はきれい!とは聞いていましたが、一帯を輝くような黄金色に染め上げている美しさ、見事さにびっくり。蓼科の新しい顔を発見し、感激です。


蓼科は東京から車で約2時間と近いので年に何回となく足を運びます。しかし昨年までは、黄葉のピークの時期にタイミングよく行けなかったこともあり、蓼科の秋の景色・彩りは今ひとつかな・・・、秋はやはり京都や日光の紅葉なのかな・・・、なんて思っていました。地元の人の話では、カラマツの黄葉は例年10月下旬〜11月初旬の僅か1週間ほどがピークとのことですが、今年の秋は暖かい日が続きそのピークが4〜5日ずれ込んだようで、ラッキーでした。


BARAKURAイングリッシュガーデン (2006.11.8)


横谷峡の近くで・・・ 車窓から見上げると・・・


正面は車山(標高1,925m)。写真では豆粒ほどですが、頂上の気象測候所のレーダードームが肉眼ではっきり見えます。でも、蓼科一帯がこんなに多くのカラマツ林で覆われているのに初めて気付きました。


カラマツの黄葉に加えて吃驚したのは、宿の人の話でも「木曾の御嶽山や北アルプスがこれほど鮮明に見えるのは、年に数回あるかないか」というほど空は澄み渡り、視界が良好な日だったことです。私の記憶でも、蓼科でこんなにはっきりと見える御嶽山や北アルプスの写真を撮ったのは、5年ほども前に一度あっただけです。


黄葉したカラマツの先に、御嶽山が・・・ 御嶽山のズームアップ


北アルプス     槍ヶ岳が・・・


       八ヶ岳連峰             富士山



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