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八甲田山の紅葉 
(2006.10.12)


昨日散策を楽しんだ奥入瀬渓流に沿ってすすむ102号線は、緑のトンネルの中を走っている感覚でしたが、八甲田・青森方面に向かう103号線は峠越えのような山道となり、登るにつれて木々の黄葉や紅葉がだんだんと濃くなっていくのが実感できます。


目に優しく、気持ちが安らぐ、ドライブが続きます
標高400mほどの十和田湖畔沿いは、カツラやトチノキ、ブナなどの落葉広葉樹林が続いています。
103号線に入ると標高が少し上がり、シラカバの木が多く目に入ります。


十和田ゴールドラインに入り、谷地温泉入口と書かれた看板を過ぎると、道の両脇に続いていたブナなどの広葉樹林帯を抜け出し、視界が広がってきます。標高も高くなり植生も変わってきているのでしょう、車窓から見る限りでは、背の高い木や大きく枝を張った樹木が少なくなります。山肌も赤や黄色が交じってカラフルです。

猿倉橋近くの渓流で・・・


地獄沼の紅葉
地獄沼は、酢ヶ湯温泉の近く、噴火口跡から湧き出た温泉水がたまってできた沼。写真中央、沼の奥のほうに湧き出ている温泉は、温度も90度ほどとのことで、湯気を立てています。


地獄沼にて 睡蓮沼にて


八甲田ロープウェーから見ると一面の紅葉です。樹木はアオモリトドマツ、エゾマツが多いとのことです。
生憎の曇り日で、ときどき霧が流れる空模様でしたが、津軽冨士の名に相応しい優美な姿の岩木山から、青森市街や青森港、その先にはうっすらと津軽半島が見えます。秋晴れの日にもう一度乗りたい!
小さそうに見えますが、100人乗りです。八甲田山連峰の一つ、田茂萢岳(1,324m)山頂まで行きます。
山頂駅一帯は霧に包まれ、強い風に煽られた霧の切れ間から紅葉がちらっと見えるだけでした。



八甲田ロープウェイから東北道の黒石ICに向かう途中、日本最大級のアーチ橋「城ヶ倉大橋」をわたります。紅葉のピークはまだ先のようです。



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