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イースタン・タウンシップス
(Eastern Townships)



モントリオール市街から80〜100キロほど東、なだらかな丘陵地帯に Magog、Sherbrooke、Bromont など夫々は数百名ほどの人口ではないかと思われる素朴なイメージの田舎町 (town)、閑静な別荘地、点在する大小の湖、そして牧場などがが広がっている一帯が、イースタン・タウンシップスと呼ばれている地域です。

現地で入手した道路地図を見ても「イースタン・タウンシップス」という地名や表示はありません。私の勝手な推測ですが、この名称は国内外からの観光客を誘致するなどの観光事業推進の目的として、モントリオールの東にあるから「イースタン (Eastern)」、いくつかの町の集合体だから「タウンシップス (Townships)」として、この地域一帯の総称として便宜的に使われているのでは・・・?


下の2枚の写真は、ハイウエイを走っている車中から写したものです。イースタン・タウンシップスに滞在した2日間とも生憎のどんよりとした曇り空で、紅葉も今一つ映えていませんでしたが、域内一帯のどこをドライブしてもこのような景色が次から次へと続きます。こういうのがカナダの紅葉の特徴なのかな?というのが印象です。




イースタン・タウンシップスには昔からの素朴な田園風景が残っています。下の写真は、映画「マジソン群の橋」に出てくる風景を思いだしますが、一般道路の上に架かっている屋根付き橋 (Covered Bridge) です。普通の木で造られている橋は30年もすると腐って使えなくなってくるのですが、その木造橋にこのような屋根を付けると100年くらいは充分に使えるそうです。



イースタン・タウンシップスには2泊して、素朴な田舎の風景をあちこちと見て廻りました。静かで穏やかな環境ですが、ここで生活したら刺激がなさ過ぎることに飽きてくるのではと思います。


イースタン・タウンシップスには料理が美味く、またおしゃれなスタイルのオーベルジュ(レストラン兼ホテル)が多くあるそうで、地域全体が大人のためのリゾート地といった雰囲気でしょうか。写真は鴨肉料理を食べたレストラン入口のハロウィーン飾り付けです。



イースタン・タウンシップスに行く前にモントリオール市内を観光したとき、瀟洒な家が立ち並んでいる住宅街の一角で真っ赤に紅葉したレッド・メープル(赤かえで)の大木を見かけました。紅葉をめでに訪れたイースタン・タウンシップスでは鮮やかな紅葉をあまり見かけなかったのですが・・・。



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