・木札(お名前をお入れします) ・お守り ・お箸 ・歯固(はがた)めの石 ・あられ |
初宮詣を行う時期は生後7〜100日と地域によって異なりますが、この日数については次のような説があります 今日でも母子の療養を考え、産後の一定期間は対外的な行動が控えられますが、 昔は出産に対しても、「喪に服す」行為と同じようなことが考えられました 「喪に服す」行為は、死という不浄に触れた状態からもとの状態に戻るまでの一定期間、対外的な行動を控えましょうというものです では、なぜ死とは反対の誕生においても不浄に触れたと考えられたのか それは母親のおなかから出てきた赤ん坊は血まみれの状態であるためと考えられます 血まみれになった状態を不浄に触れたと考え、もとの状態に戻るまで対外的な行動を控える この考え方が生まれてすぐに神社にお参りしない理由の一つとなっています 行動を控える期間は赤ん坊は30日、母親は100日とされ、赤ん坊の30日を目安にお宮参りを行う地域が多いようです また、お食い初めという儀式は生後100日ごろの慣わしですが、お宮参りと同日に行われることもあります |
◆概要 百日祝いとも呼ばれ、赤ちゃんの生後100日の時期に行われるお祝いの儀式です 個人差はありますが、赤ちゃんが生まれて100日を過ぎると乳歯が生え始めます 歯が生えそろい、お乳以外のものを食べ始める前に、「丈夫な歯が生えますように」 「これから一生、食べ物に困りませんように」と願いを込めて行います 儀式の中では、一汁三菜の食べ物だけでなく、歯固めの石を口元に近づけます。 (食べるマネ) ◆時期 生後100日前後の時期に行う慣わしですが、 初宮詣の日に合わせ神社の参拝後に行われる方も増えているようです ◆準備するもの ・一汁三菜の祝い膳・・・ご飯もの、汁物、おかず3種(煮物、酢の物、香の物) ・お箸 ・歯固(はがた)めの石 ※鯛など焼き魚やおもちを添えられることも多いようです ※お膳は、普段お使いの食器をお盆にのせるかたちでも問題ありません ◆やり方 赤ちゃんに食べさせる(口元に近づける)役は祖父母など長寿の人にお願いします 食べさせ役の人は箸をとり、一品づつ順番に食べさせます(口元に近づけます) その後、歯固めの儀として、歯固めの石を口元に近づけて終了となります (歯固めの石は手で持った方が安全) ◆備考 お宮参り、お食い初めを同日に予定して、祖父母、親類を招き、皆様でお祝いして いただけると、一層、お子様の健やかなる成長がかなえられるものと思います |
<食事処>
お参りされた後、親族そろってお食事されてはいかがでしょう