中野神社の湧水
厳島神社・・祭神、弁財天を祀る。神社の周りは涌水池で、昔は相当な水量があったらしく、この水の流路が津久井往還街道を横断しそこに橋がかかっていた。寛延2年=1749年の記録に、竪九尺、横六尺の土橋にて諸国への通路と記されているという。
相模原市津久井町中野
JR橋本駅北口より神奈川中央交通バス「三ヶ木」行きバス、「日赤病院前」下車、徒歩5分
中野神社は承和2年(835)の創建といわれ、本殿は総浮彫、総檜造りの立派なものです。勧請は承和2年=835年といわれ、元亀2年=1571年再建と伝えられる。
祭神として祀られているのは御穂須々美命(みほすすみのみこと)‥‥開拓殖産の神 豊宇気比売命(とようけひめのみこと)‥‥農業の神 栲幡千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)‥‥機業、織物の神
境内には、明治42年に合祀された、八幡神社、稲荷神社、御嶽社、山王社、長田神社、日神社、八坂神社、天神社、厳島神社等があります。なお、中野神社の湧水は、鳥居の向かい側に道路を挟んで中野神社駐車場の板塀の裏側にコンクリートでできた水槽があります。蛇口は1つ、水槽上部に繋がっているビニールパイプからは湧水が溢れ出ています。尚、毎年7月の第4土曜日に神事、日曜日に祭事が行われます。山車と囃子の競り合いは圧巻とのことです。