亀有中央診療所 内科 胃腸科

東京都葛飾区亀有3-20-13 はやしやビル1F

院長あいさつ
初めての方へ
健診について
アクセス
此の度、亀有中央診療所は2009年9月5日を以って閉院させて頂く事となりました。長い間ありがとうございました。
 
健診を受ける時の注意⇒朝食を抜いて11時までには来院して下さい。水・お茶等の水分は摂取しても構いません。
 
特定健診について
  ●葛飾区の国民健康保険に加入している40歳〜74歳の方を対象としています。
  ●ご家庭に葛飾区から配布されている封筒に入った受診案内と受診券をご参照下さい。
  ●6月から8月に行います。
   
長寿(後期高齢者)健診について
  ●75歳以上の方には8月末ごろに受診の案内と受診券が葛飾区から配布されます。
  ●健診項目は、これまでの高齢者健診と同様です。
  ●希望により、同時にがん検診が受診できます。
  ●9月〜11月に行います。
   
各種健診について
  ●下記項目は予約なしで受けられます。
    問診 身体計測(身長・体重・BML・腹囲) 血圧測定  尿検査
    心電図 胸部レントゲン撮影 
    血液検査(結果は3日間を要します)
  ●項目により金額が変わります。値段についてはお気軽にお問い合わせ下さい。
   
 
東京都葛飾区亀有3-20-13 はやしやビル1F
電話 03-3601-2418  FAX 03-3601-2495


検査結果の見方
  以下の検査項目は当診療所で検査できます。(結果は3日間を要します)
   
 
身体計測
腹囲
内蔵脂肪量を判断する検査です。男性は85cm以上、女性は90cm以上がメタボリックシンドローム判定における第一の該当基準になります。
BMI
ボディ・マス・インデックスの略で、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)の式で算出する値です。18.5未満なら「やせている」、25.0以上が「肥満」と判定されます。
血圧
収縮期血圧(最大血圧)と拡張期血圧(最小血圧)によって、高血圧かどうかの判断をします。メタボリックシンドローム判定では、収縮期血圧は130mmHg以上、拡張期血圧は85mmHg以上で高血圧の疑いありと判定されます。
   
 
血液検査
肝機能検査
アルブミン
血液の中の主要な蛋白質で、肝障害、腎障害、各種慢性疾患、低栄養状態などで低値を示します。
総ビリルビン
赤血球の分解産物であるヘモグロビンの代謝によってできたもので黄疸の有無がわかります。
GOT(AST)
GOTが高値の場合、心臓や筋肉などの臓器に障害の疑いがあります。通常、GOTとGPTを同時に調べて比較することで、肝臓の診断に役立てます。
GPT(ALT)
GPTが高値の場合、肝臓障害の可能性があります。原因疾患として、ウイルス性肝炎やアルコール性肝障害、脂肪肝などが考えられます。
アルカリP
肝臓、骨などに多く含まれる酵素で、肝障害、胆道系の異常、骨の異常に反応します。
LDH
肝臓、心臓の筋肉、骨格の筋肉、赤血球に多く含まれている酵素で、肝障害、溶血(赤血球の破壊)、筋肉の炎症性疾患、心筋梗塞などで高値を示します。
γ‐GT
(γ‐GTP)
肝臓や胆道の障害、肥満や脂肪肝などで上昇します。また過剰な飲酒でも増加します。
HBs抗原
陽性ですとB型肝炎に感染している可能性があります。
HCV抗体
陽性ですとC型肝炎に感染している可能性があります。
   
脂質
総コレステロール
高値が続くことで動脈硬化を促進し、心臓病、脳卒中の原因となります。
中性脂肪
糖分、飲酒などによって摂取された余分なエネルギーが肝臓で中性脂肪に変化します。中性脂肪は食べ過ぎや運動不足が原因で増加し、動脈硬化を起こします。
HDLコレステロール
善玉コレステロールとも呼ばれ、血液中の過剰なコレステロールを肝臓に戻す働きがあります。この両が少ないと血管にコレステロールがたまり、動脈硬化が進みます。
LDLコレステロール
悪玉コレステロールとも呼ばれ、この量が多いと、血管内壁に蓄積して、動脈硬化を進行させてしまします。
   
腎機能検査
尿酸
痛風、腎障害などで高値を示します。
尿素窒素
腎障害、脱水、消化管出血などで高値を示します。
腎臓の糸球体でろ過されて尿中に排泄されますが、腎臓の排泄機能が悪くなると、血液中の尿素窒素の濃度が高くなります。
クレアチニン
クレアチニンは、腎臓の糸球体でろ過され、一部は尿細管からも排泄される老廃物の一種です。排泄に障害があるということは、腎臓の働きの低下を意味しています。
   
耐糖検査
空腹時血糖
血液中のブドウ糖濃度を血糖と呼び、食後10時間以上たってからの採血が空腹時血糖です。血糖値は食後、食べるものの糖分が吸収されて一時的に上昇し、その後元に戻ります。しかし、すい臓から分泌されるホルモンである「インスリン」の働きが悪かったり分泌量がすくなかったりすると、血糖値が高い状態が続きます。これを糖尿病といいます。
HbA1c
ヘモグロビンエーワンシーと呼びます。過去1〜2か月間の血糖の全体的な状態を反映する検査項目です。
   
貧血などの検査
白血球数
細菌感染や白血病の存在などを知ります。
どこかに炎症があると増加します。
赤血球数
赤血球の数を調べて貧血や多血症の存在を調べます。
血色素量
赤血球中にあり、酸素を運びます。
貧血のとき少なくなります。
ヘマトクリット
血液中の血球成分の割合を%で表し、少ないときは例えば貧血を疑います。
血小板数
主に出血を止める能力を調べるために用います。
血清鉄
鉄欠乏貧血の診断などに用います。
 
 
尿検査
 蛋白
陽性のときは腎炎などを疑います。精査が必要です。
陽性のときは糖尿病を疑います。確定診断には血糖検査を行います。
潜血
陽性のときは尿経路のどこかに出血を疑います。精査が必要です。
ウロビリノーゲン
陽性のときは肝障害を疑います。
 
 
心電図検査
不整脈、心臓肥大、心筋梗塞などを診断します。ときに病気があっても安静時の心電図では認められないことがあります。
また通常心配のない軽度の所見もしばしば認められます。
 
 
胸部レントゲン検査
肺、縦隔、心臓などの異常を調べます。異常のあった場合は必ず精査を受けて下さい。
 
 
便潜血検査
消化管からの出血を調べます。消化管の潰瘍やポリープ、癌の発見に役立ちます。
 
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