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へぇ~ こんなことができるのか?

ぱっと持って演奏すれば、なな何んと!ベートーベンの「第九」?しかも、二本のソプラノリコーダー(縦笛)を同時にハーモニーを付けて吹いているではないか?これは魂消たものである。次にソプラノ(小)とアルトリコーダー(大)を同時に奏でているのは、「エーデルワイス」の綺麗なハーモニーではないか。それから、懐かしい「あかとんぼ」も哀愁があってとてもいい。う~んなかなかやるな!達人芸である。その上、メロディーに伴奏を付けて演奏しているのは、「ABCの歌」と、「川は流れる」である。唖然とし感動させられた。さらに、「ちょうちょう」の曲では、左手(アルトでへ長調)でメロディー、右手(ソプラノでハ長調)で伴奏を奏でているではないか?また、その逆も正なりの見事な演奏を披露している。へぇ~ こんなことができるのか?と言うことで好評を博している。                          
私の持論は、「音楽は種も仕掛けもない手品」であり、日々の練習のみであると自負して        
いる。しかし、何と言っても究極の演奏は、鼻笛演奏である。鼻笛演奏する時は、鼻息が短く、タンギング(舌つき)が出来ないので大変演奏が困難である。一本のソプラノ笛では「恋は水色」の曲を屈指の演奏。そして、二本のソプラノ笛では「聖者が町にやって来る」の曲をユーモアたっぷりに大熱演。聴いて下さる皆さんからは「口ぱく」演奏におかしさと親しさと笑いに拍手がおきる。ソプラノ笛とアルト笛のハーモニー演奏では、アクロバット奏法の「草競馬」に大変興味を持って聴いて下さる。その上の極上の演奏は、世界に類を見ない、メロディーに伴奏を付けた曲「春の小川」は、驚嘆の演奏である。これらのことを持って、私が「縦笛の魔術師」と言われる所以であり、テレビ出演の依頼も多いのである。                             
 私にとって、誰にでも出来そうで出来ない、「特技の芸」を持っていることは、自分自身の最高の脳トレである。これを皆さんに披露し、楽しんでいただき喜びの笑顔が見られることもまた、何よりの生きがいである。へぇ~ こんなことができるのか?と、言われる幸福を感じつつ、今後は、「音楽力で人生を豊かに!」をモットーに、微速前進で励んで行きたい。そう念じ、感謝!感謝!の毎日である。