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第四十九回 永 遠 の 旅


ついに最終回です。
結局戦は悲しいモノ、やってはいけない事と云うのが根本でした。
子供たちへの遺言が「誰も殺すな」。
そういうメッセージを持ってこの時代を描くという暴挙(爆)も終わります。
現代ならそれでいいと思うけどね。。。

大体大河の最終回は、主人公の死を静かに待ちながら回想するってのが多い訳で
今回もこれはセオリー通りでした。キレイにまとまってたと思うけど、時宗妙に元気な病人で(苦笑)
病臥シーンが妙に長く感じて少し違和感。

円覚寺を建立し、随行してきた時広に自らの死期が近い為、引退をすると宣言
執権館の離れに住まうって云うんだが、まだ皆執権殿って呼んでるじゃん(苦笑)じゃ今は執権不在?(爆)
貞時が継いだのか??最後までやってくれます、今年の大河(笑)
泰盛と頼綱の和解もこの後起こる事を知ってるだけに白けた。感動的なシーンの筈なのに。
幾ら歴史を知らない人が多いって云ってもこれはないでしょう。
時宗の遺言は全て無視されちゃう訳で、貞時だって結局頼綱を討ち果たすんですよ?
この辺は後でナレで説明されていたけど(悲しき戦って言葉だけで終わらせるなぁ〜〜〜)
時宗がしてきた事はそれで全てチャラ…でいいのかっっ
納得出来ません。

戦が終わった事で、やはり全てをチャラにしてしまったらしい時輔(笑)扉を作るだの何だの云ってたが
とにかく戦が終われば良いのね?(苦笑)
結局何をしたんだろう、この人。右往左往してただけに思えるよ。
で、宗政の遺骨もずっと返さずにいた訳?(苦笑)確か弘安の役から三年経ってるのだけども(爆)
祝子の時輔捜索願?が出されている中、彼はゆっくりと探索しながら色んな想いを巡らせながら鎌倉へ向かっております。
どうやら京では六波羅南殿を勝手に使用してる模様(笑)そこへ妖女如月登場!
一体幾つだよ〜〜〜〜(驚愕)
如月も勿体ない使い方してたよなぁ。結局何の為に出てきたキャラなんだろ??ナゾ。

時宗が心の中でいつでも会える時輔兄上。彼の心の中での兄上は、小さい頃の自分を庇ってくれる優しい兄上。
兄上が思い出すのは確執の最中の時宗。見事な対比です。
夢の中で呼んでいた兄上が、ようやく到着して枕もとに。伊豆から馬をとばしてきたのね〜
兄上にすがって、「死にとうない、生きたい」と泣き崩れる時宗。
時宗が本心をさらけ出せるのは兄上だけなのね…ようやく時宗のナマの言葉を聞いた気がします。
時輔は結局泣かなかったですね…必死で笑っている兄上も涙を誘います。。。
流石にこのシーンでは泣きましたよ〜えぇもう。再放送も含め、都合3回ほど見ましたが(笑)毎回泣いてました(^^;)

「旅立ちには良き日より」という松下禅尼の言葉を受けそれぞれの旅立ち。
手を携えていこうと誓ったのに、わずか一年後の泰盛の悲劇。
禎子の泰盛の刀放り出し事件(笑)とビンタ(これスゴかったわ〜〜〜)、甘い言葉に誘われ
時宗になりかわろうとした頼綱は貞時によって討伐。
謝国明の上手い締めくくりの言葉。
クビライの時宗への賛辞と自らの悲しき運命。
そして時輔の大陸への旅立ち。ちゃっかり時輔の付き従う服部には苦笑しました。最後は服部の勝ち(笑)
凄くすっきりした笑顔の時輔にびっくりです。すっかり主人公だよ〜(苦笑)時宗の立場がないがな(笑)

結局文句だらけの今年の大河でしたねぇ。
鎌倉時代という時代性も無視、薫りもへったくれもない直垂着た現代劇でした、私にとっては。
それに輪を掛けてストーリーの整合性の無視には腹が立ちました。
余程太平記の北條一族の方がらしかった…悪役と云えば悪役なんだが味がありました。御内人もね。
細々とした文句は今迄にさんざん云ってきましたので割愛致します(笑)前ページ迄を参照して下さい(^^)
ここまで見続けてきたのは、北條一族の話が今度大河に取り上げられるのは何十年後かわからん、と云う
妙な意思のおかげであります(苦笑)
もっと魅力的な北條一族を期待していただけにかなり落胆しましたが、ただ鎌倉時代を取り上げた事には拍手を送りたいです。
良かった所も多少なりともありますしね。何だかんだ云いつつ、大河ってつい見てしまいますし(苦笑)
しかしこの脚本家、今後は色眼鏡で見てしまいそうだ…(苦笑)

紀行で云ってた佛日庵の件ですが、高時の遺骨もあるんですか??東勝寺を探したんですかね??
祀られてるのはともかく遺骨があるとは??円覚寺行った事ないからわからないんです、誰か教えて下さ〜〜いっっ
うわ〜最後までナゾに満ちた「北條時宗」。。。。。(笑)

一年間こんな拙い戯言につきあって頂き、ありがとうございましたm(__)m
大河は終わりましたが、北條一族への愛(笑)は変わりません。
これからも紀行や人物紹介など出来る様、精進したいと思います。


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