終わっちゃった・・・。

行く前からキンちゃんは来ないかもって思ってた。
だから、あの文面を読んでやっぱり、と思っただけだった。

一曲目でかなり涙がにじんできてた。
こんなに違うなんて・・・サポートの方は頑張ってた。。彼をどうこう云うつもりじゃなくて
私の頭に残ってる曲は違う・・と思ってしまってた・・・・・
ここはこうじゃない・・そのフレーズ飛ばすか?云々
“BAD TIMES”辺りが特に・・・辛くて辛くて耳を塞ぎたい位だった。
でもロジャーさんがカヴァしてる、必死で唄ってるまっひー
そしてこの歌詞を聴いてて・・・もしかして彼の為に唄ってる?と感じた。感じたかったのかも・・・だけど。
最初何曲かそんな状態で聴いてしまって、凄く失礼なコトをしたと思う。
本当にごめんなさい。

まっひーが動く。そのストレートな視線が・・いつもならコワイって思っちゃうその視線がとても優しくて
いつしか一緒に唄ってた。
最前で唄っちゃったよ・・・
まっひーのその瞳が、一緒に唄うと云う行為を私に呼び起こさせてくれたんだよ。
今日は全然そんな気が起きなかったのに。
元々好きなタイプのVoではなくて、最初は引いちゃったのだよ・・・
ようやく慣れてきてたけど(失礼!)。
ただ最後の方は辛かったのかな・・・ザツだったな・・・全体的にも。
少しだけ、早く終わりたいって思ってんじゃねぇか、と思っちゃったよ。それも仕方ないかって気もするけど。

初めてFAMEを見てから4年とちょっと。
最初はキンちゃんがステージに居るのが嬉しくて、彼がベースを弾いてるのが聴きたくてライヴに通ってた。
色々なことがあってスムーズにいかないコトが多くて
見てるこっちも疲れてしまう時もあった。彼らはもっと大変だったろうね。
それなのに、いーかげんにしてくれぇ、と憤るコト多々・・・
少しずつ気持ちが離れそうになりつつも、繋がっていた理由はキンちゃんのベース。それだけだと思ってた。
けど15日のライヴで違うんだと気付かされた。
久しぶりに聴いたJUNのドラミング・・・彼が叩いた時の衝撃!忘れられない。
そしてまっひーのうた。
最後のライヴで真っ先に思い出すのはきっと彼の瞳だと思う。
だからライヴに行って本当に良かった。楽しかった・・・とは云えないけど。
ごめんなさい、そして、最後にいいライヴをありがとう。

終わった後、まっひーはずっとステージに置いてあった5弦ベースを持ってはけていった。
一度も音を奏でられなかったベース。
その姿を見て、まっひーはベースをどうするつもりで持っていったんだろう、と考えた。
そもそもどんな意味だったんだろう。
待ってると云う意味で置いてあったの?それともキンちゃん自身が置いてほしい、と頼んだの?
何にせよ、心の中で叫んでた。
そのベースでキンの字殴ってきてくれ。
貴方の代りにずっとステージに居たそのベースで。
そして少しだけ泣いた。

それぞれ意見はあると思うけど、私は事件の事はそんなに問題にしてない。
勿論犯罪は犯罪だし「バカじゃねぇの」と思ったけど。捕まったと聞いた時泣きながら連れに電話してたけど。
一番イヤなのは、今回の一連の件で彼自身がどこにも居ない事。
FCからの文書、メンバーコメント、新聞記事・・・全て間に人が介在している。
別に皆がウソをついてる、と思ってるワケじゃない、けれど彼自身の言葉として語られたものは何一つとしてない。
その事実が私を混乱させている。
根本的な問題はそれだ。
サイトを持っていながら・・・いやそれ以前に引退解散の報告をした際に、一言でも彼の言葉があれば・・・
もっとはっきり、ライヴに出られない、と何故云えないのか。
あの件が誤解なら何故出られない様な精神状態なのか。
考えたくないけど、本当にベース自体から遠ざかりたいのか・・・・・
これじゃ何も解決してないよ。
泣く事も出来ない。涙すら出てこない。。。
ライヴで謝罪の言葉が聞きたかった訳じゃない・・・ただ貴方が弾くベースを聴きたかっただけ。
ベース弾いてくれれば、ステージに上ってくれればそれだけで良かった。
ヘタな言葉より説得力があるのに。
それはそんなに貴方にとって重かったの・・・?
アンコールを掛けている時、キンちゃんの名前を呼んでた人が居たよ・・・
それなのに貴方はどこに居たの?

切なくて悲しくて怒る気すら萎えて・・・バカだよ、自分。
どうしてこんなになっても好きなんだろ。。。。。

BAD  TIMES

今悲しみの  向こう側で
僕は眼に朝霧のような  涙を讃えながら
部屋に閉じこもり  そっと窓を閉ざし
美しい光を  閉め出してみる

自ら夜を創りだし  ゼロから生まれた
有限なるものだけを  ただ見つめた

消えないBADTIMES  どこまでも強くなきゃいけない
君の残した勇気  僕の心に刻んで
消えないBADTIMES  もう少しこのままでいさせて
いつか君の愛は  僕の夢へ時空を超える

魂は崇い、次元に昇って
生命の存在を肌で  確かめてみる

自ら無になる時も  マイナス知る時も
生きてゆく事だけが  すべてを変えてく

頽廃に染まる事のない  純粋な孤独を感じた

消えないBADTIMES  果てしない闇を超えた時に
きっとこれからの  自分の未来も変わるはずさ
消えないBADTIMES  進んでいく道のりを踏みしめ
ずっと流されずに  心の壁を描いてゆこう
BADTIMES  no more,anymore and long time ago
I was in lost  BADTIMES

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