第49話 愛しき友よ


2004年12月16日
先週、大変な事があって中々書き込みが出来ませんでした…それは又後で。
まぁ新選組!最終回見てショックが大きくて放心状態で、あちこちサイトをふ〜らふらしてたのも原因なんですけど(苦笑)
ともかく11日12日の新選組!2ディズレビューいきませう。

まず土スタっっっっ最後の最後にやりやがったなっっっっっ
「大化改新」特集、私は古代大好きなので観てたんですよ〜岡田くんも好きだし。
そしたら情報コーナーで思い切り最終回ネタバレシーンをっっとっさに耳は塞いだんだけど、それよりチャンネル変えるべきでしたね。
トシの涙…見てしまった。
おバカ。
あんな綺麗な涙は見た事がありません。どどどどんなシーンなんだっっかっちゃんの死を知った時なのかっっっ
ぜいぜい。見たくなかった、ホント、マジで頼みますわ、NH●サマ。

で夜はスマステ。これは素晴らしかった。他局とは思えない集まり方で。
オダジョーも是非出て欲しかったし、カッシーも出て欲しかったよ。
尾関くんには旗持ちしてもらって、河合さんには算盤はじいてもらって新見さんにも…我儘すぎますかねぇ(苦笑)
明るい鴨は出てたけどね…あれは狙ってたんだろか(笑)
慎吾ちゃんが京都再訪して色々見てたけど、前回とホント違ってたね。前回の特集見てた時はねぇ、ホントこいつでだいじょぶかっっと思ってたよ(苦笑)
三条河原のシーンは来るモノがあった。
実は、最終回を見た後に見直してみたんだけど(リアルタイムでは指輪物語見てたから、アタマ見てなかったの)
このシーン見た時泣いちゃったもん(汗)思い切り組!モードでした(苦笑)
下の方の個別画像がもっと大きかったら良かったのに…何しゃべってるのか、気になって気になって。
軍議モードの画面にもくぎづけっっ巨大な(笑)拗ねたフクチョーと穏やか総長が局長のワキにっっ萌えました(爆)
しかしやっぱり中継だったんだなぁ。残念でした。とはいえ中継するって事態もスゴイけどねぇ。
堺サンあのヒゲっっっっ舞台の為とはいえ、中々…(笑)事前に知ってたからショックは少なかったですけどね。
まぁ副長ですよ、もう。ホント笑えるこの人。スタジオに居られなくてマジ凹んでたでしょっっ。しかもヘリ移動まで考えたなんて…和泉元●じゃないんだからさぁ(笑)
HPの三谷さんとの対談もツボでしたわ。眼鏡も本望でしょう(爆)
こんな処刑前夜スペシャルを組んだテレ朝、ありがとうっっっ又やってね☆

そして最終回です。
まぁえ〜〜〜〜と、とりあえずほとんど泣いてたかなぁ(苦笑)1回目は。
で今日ようやく又見る気になって「流山」と続けて見ました。だーっっと泣くシーンはやっぱ一緒で、未だ泣けるかっっみたいな感じ。
実際「流山」が実質の最終回だったと思う。最終回は色々広げたフロシキを畳んでいく感じで…まさか仇討ちの伏線をここで仕舞うとは思いもよりませんでしたし。
つーか続けて見た所為か、繋がって一回みたいな感じもあるし。
かっちゃんが本陣に赴かなきゃいけなくなって、柱を叩いてる所からの一連のトシがソーゼツに美しかった事に気付いたり(爆)
有馬どんが旗を見つけたシーンで、「刀に手をかけるトシ、止めるかっちゃん」の二人の動きに妙に萌えてた自分に気付いたり(爆)
抱擁シーンも何度見てもやっぱり綺麗で…
かっちゃんを全身で感じようとして眼を閉じるトシと、全てを受け止め涙を流しそして又前を見据えるかっちゃん…
とてもしんどかったけど、続けて見て良かったです。

粟根まことさんが赤いのかぶって出てました(苦笑)
古田さんとのツーショットは違うとこ見てるみたいです(苦笑)つーか大河だよっっコレ。
新感線ここまできたかっっホントにどこまでもやってくれます、今年の三谷大河。
最終回の涙涙なのに近藤さん、拳骨口に入れてるし(泣笑)

勝@野田せんせとの一騎打ちの副長。
助命嘆願したんだっけね。副長は「あんたに頼んだのが間違いだった」って云ったけど、助けてもらった感じがしました。
北へ行ってくれないかと。
死に場所を与えた…と云うと俯瞰視線でいやなんだけど…いや生きる場所かな。
「泣く子も黙るオニの副長が来るっていやぁ、皆喜ぶと思うぜ。徳川にも肝のすわったヤツが居るってぇ事を残したいじゃねぇか(大意)」
勝先生ぇ(涙)
そして日野。兄為次郎さんと、多分最後の酒を酌み交わす土方。
何が正しくて何が間違っているか、100年200年先に分かる事だ
お前はよくやった、多摩の誇りだ
そして友との別れを詠った一遍の詩
朗々たる見事な声が響き渡る
その時透明な涙が静かに頬を伝った。余りの美しさに瞬間が止まった。
傷ついて自分で又その傷を引き裂いて、でも泣けずに居た子供が癒された瞬間だった。。。
だからこそ、土方は戦い続ける事が出来たと思う。かっちゃんの皆の志を胸に持って。

この新旧土方、沖田コンビのシーンは…以前の映像を知らない私でも感無量でした。「はぐれ刑事…」しか知らないし(苦笑)
何というかこうやって受け継がれていったらいいなぁ、と云うか。
お二方とも見事な佇まいで若い二人に道を示していたようにも感じられました。

捨助は多分死ぬんだろうなって思ってました。かっちゃんの気も知らずにね…でも最期は漢だったね。
だけどお孝さんはふい打ち。まさか。オニだなぁ…三谷さん。沖田をここ迄苛めるなんてね。
くしくも近藤斬首の日に、一瞬の煌きを残して沖田の剣士としての最期でした。同じ日に死んだんだよ、二人。
藤原くんの表情が何とも。あんなカオもう見てられません…
土方をして「あんな素直な人いないから」と云えるひと…もうそんな彼は居ません。土方も沖田も本当に独りになってしまったね…

サノが見つけたあの落書き。ここでこう来るか!
やややや山南さんも書いてるじゃない(T_T)もうやだなぁ…
刑場へ引き出された近藤への言葉。
「尽忠報国の士、あっぱれなり!」
鴨だ…鴨の言葉だよぉ。
ここで山南さんの言葉が蘇る。「原田くん、あなたの明るさが隊を救う」正に正にっっあの局長の笑顔。
ずっとしかめ面して、あの島田に「馴染めない人」と云われてしまった尾形さん。だけど最後のはじけるような顔がお見事。
そしてやっぱり山南さんの言葉を実践してくれてて(ワタシが)凄く嬉しかったってのもあるけど(苦笑)
最後まで山南さんの影がそこここにあった。
ずっと見続けた人へのごほうびだね。

かっちゃんの眼に映る美しい自然。その瞬間何を思っただろう。妻子の事。仲間の事。そして
「トシ…」
怖いようなでも少し微笑みを浮かべて愛しき友の名を呼んだ。
うわ…これだけなのにどうしてこんなに泣けるんだろ。
しかも某インタビューによると、この時慎吾ちゃんは「トシ、次は一緒に何をやろうか?」って思ってしまったんだそうで
又もや涙です。
今迄の近藤さんって「疲れたから開放してほしい」みたいな感じで投降するってのが主流…なのかな…??
ともかくそういうイメージが自分にはあって、あんまり好きではなかったのです。
しかしこの近藤は「未だやろう」とトシに云う。
スゴイ。
「流山」のハタノアトウタノマエでそういう事云ってたから(まだやるか、あたりまえよってね)もう…ね(T_T)
斬首で終わりって何て暗い最後なんだろうって思ってた。けど、とても清清しい感じがした。
それは多分皆が後悔してないからだと思う。

近藤の首はある時忽然と消えたと云われてるそうです。
こりはゼツタイハジメちゃんの仕業ねっっと思ったアブないワタシ(爆)
だって容保公との会話も恐縮してるけど、近藤の名を聞くとしっぽがピンとはね上がると云うか…関所みたいなとこでも生き生きとしてるんだもの…
局長の為だったら何だってするし出来るみたいに見えるもの…

完の文字が出た後、三谷さん曰くカーテンコール。
これだけでも泣けます…ってこればっかりだね…バカ。
あぁ若かったなぁ。あれから6年?余りにも短くて、疾風の如く過ぎた瞬間だったね。
希望に燃えて京に上ろうと決めた、あの時の皆の浮き立つような表情で幕。
本当に見事駆け抜けてくれました。
ありがとう。

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