混色では作れない赤、青、黄の3つの色(原色)と、白・黒を混ぜていくことで、基本的にはすべての色を作ることができます。 (光の三原色は別です)
三原色を基本において、隣り合う色を混ぜていって新たに色を作り、それを輪にしたものが色相環です。
さらに、できあがった色にどんどん白を加えてみる、反対に黒を加えてみる、これで色の明度が変わってきます。
もとの色が最も彩度が高く、グレーを混ぜると彩度が下がります。
理屈はちょっと難しいのですが、どんどん混ぜて、塗ってをやっていくと、子供でもなんとなく理解できます。理屈より感覚が大事です。
さらに翌週、画用紙に茶色の木の幹だけを描き、それに葉っぱを切り抜いて色を塗って貼り、暖色の木(主に赤・黄、オレンジ系)と、寒色の木(主に緑・青系)を描いてみました。同じ緑でも混色によって色々な緑が生まれ、雰囲気もずいぶんと変わります。
みんなの寒色の木と暖色の木、並べて貼ってみると、色の特質が一目瞭然にわかります。そして木立の中を鳥が飛び交う素敵な森のような空間が生まれました。
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