4月7日の大余震も併せ陶芸のガス窯が設定位置より4cm強ズレたまま(4月9日の日記参照)でしたが、今日位置修正しました。
3月11日の大地震は、当地は南北方向に強く揺れたように私は記憶しています。地震時は工房で作業をしていました。工房の蛍光灯が概ね規則正しく南北方向に強く振り切れる程で、蛍光管が振動で吹っ飛んだ瞬間を目の当たりにしたのでそう記憶しています。さらに、交流スペースに設置の約200kgもある薪ストーブは、レンガの炉台で抵抗が大きいにも関わらず北側へ5cm程度ズレていたことも理由です。4月7日の大余震(当地6弱)を含めると約2トンもあるガス窯は、概ね南東へ4cm強ズレていました。
位置修正は私一人でバールを使い行いました。煙突とガス管が接続されているので、下げ振りで設定位置を確認しつつ、少しずつ騙し騙し移動させました。設定位置に対し数cmのズレは多分許容範囲なのかも知れませんが第一に火災の心配です。1200度を超える高温で焼成することや部位にストレスがかかっていたり、さらに、最近になって余震が多く発生しかけているような気がすることも含めると初心者の心理から現段階で一度修正しておけば安心ではないかと思った次第です。ちなみに、炉内は無事です。
実際に焼成の時期は未定です。しかし、体験陶芸をされた方の作品はできる限り早い時期に焼成しお渡したい気持ちとの葛藤が続いています。
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