ギフチョウ

平成16年6月1日 更新

今年、春の女神ギフチョウがふるさとセンターにて、約270匹が羽化し飛び交いました。
飼育は順調で、その成虫の卵から幼虫が生まれ、現在、栄養を蓄えるためエサのカンアオイ
食べ、脱皮を繰り返しています。                    (広報こかわ 6月号より)
日本固有のチョウで、竜門山は生息地の南限である。
春の女神とも呼ばれ、黒と黄色の縞模様が美しい。
竜門山はわが町粉河の南方に位置する標高756.6bの日本列島最古の結晶片岩層
から成る山で、現在ハングライザーやパラグライザーのテイクオフ基地があります。
生 態
雑木林や植林地でよく見かける。林地の周辺に蝶道を作って飛びまわる。
その飛び方は弱々しく地表の近くを飛ぶ。
スミレ・サクラ・イチゴ・コブシ・ショウジョウバカマ・カタクリ等の密を吸う。
また水辺で水を吸うこともある。天気のよい日当たりの良い日は多く見かける。
 卵は、食草であるカンアオイの葉のうらに5〜15個ぐらい産みつけられる。
卵は青白色で美しい。日がたつとこ黒褐色になり、ふ化し幼虫となる。
幼虫は黒く「熊毛虫」とよばれる。
6月頃、蛹になり、そのまま翌年の3月まで休眠(夏眠から引き続いて冬眠)する。
            わがふる里 こかわ 【ギフチョウ】 より引用
                  編集者/竜門山自然研究会   仲谷 濃
                  発行者/粉 河 町 教 育 委 員 会

辻田 福男氏 提供 H15.4.22

平成16年3月19日午後1時
平成16年4月1日午後1時

参考

ギフチョウとヒメギフチョウ

ヒメギフチョウ1
ヒメギフチョウ2