日本マルチヌー協会 第14回例会コンサート

B.マルチヌーの生誕110周年を記念し、
1996年に南仏で発見された歌曲(日本初演)、
ジャズの要素がふんだんに盛り込まれたヴァイオリン・ソナタ第1番、
センスよく編曲されたスロヴァキア民謡集、(以上、マルチヌー作曲)
マルチヌーの恋人だったV.カプラーロヴァーの歌曲(日本初演)や
彼女の教師だったV.ノヴァークの歌曲、と
生誕150年、没後100年の作曲家Z.フィビヒのピアノ曲をお贈りします。

2000年11月12日 (日)
午後3:00開演 (2:30開場)
入場料:3000円 (前売り:2500円)
(マルチヌー協会会員:2000円)
銀座クロイゾンホール

フィビヒ: 気分、印象と思い出 より Pf : 小池陽子
マルチヌー: ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番 Vl : 時津英裕
Pf : 徳田真里

---休 憩---

マルチヌー: ボヘミア民俗詩による4つの歌(日本初演) Mezzo Sop : 西松甫味子
カプラーロヴァー: ひざからころげたリンゴ(日本初演) Pf : 徳田真里
V.ノヴァーク: 愛の歌
マルチヌー: 新しいスロヴァキア民謡による歌曲集 より


~ 演奏者プロフィール ~

☆ 小池陽子 ☆

上智大学工学部物理学科卒、武蔵野音楽大学短期大学ピアノ科卒。 カリフォルニア大学バークレイ音楽学科において現代音楽を専攻。P.ヴィノグラードフ、J.ホラークに師事。 吉田旅人との歌曲演奏を続ける他、多くのアンサンブル活動をしながら、音楽の出会いを広げている。

☆ 徳田真里 ☆

武蔵野音大ピアノ科卒。1989年にマルチヌー「エスキス・ド・ダンス」を弾いて以来マルチヌーに傾倒。 1995年ヤナーチェク・アカデミーに留学、J.スコワイサ、J.スミーカルの諸氏に師事。 ブルノにてリサイタル。チェコ近・現代曲を多く初演・紹介。

☆ 時津英裕 ☆

3歳よりヴァイオリンを始め、井手邦博氏および岸辺百百雄氏に師事。全日本学生音楽コンクール西部第一位。 桐朋学園大学ディプロマコースにて江藤俊哉氏に師事。1988年、渡欧し、P.アモイヤル氏およびJ.J.カントロフ氏に師事。 1989年、コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲を日本初演し、好評を博す。

☆ 西松甫味子 ☆

チェコ政府国費留学生としてプラハ国立音楽アカデミーで声楽を学ぶ。文化庁国立オペラ研修4期卒。 マリアカナルス国際コンクール、ドヴォジャーク声楽コンクールで1位他、様々な賞を受賞。 ヤナーチェク「イエヌーファ」をはじめ二期会でワーグナー他多くのオペラを主演、コンサート歌手としてオーケストラと共演多数。 チェコ音楽において日本の第1人者として評価が高い。二期会会員。