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  ローマの旅 その2 サン・ピエトロ大聖堂 スペイン広場

今回はサン・ピエトロ大聖堂とバチカン美術館、スペイン広場等の様子をご紹介します。


○ サン・ピエトロ大聖堂

サン・ピエトロ大聖堂は、バチカン市国にあるカトリック教会の総本山、世界一の寺院といわれます。
古代ローマ時代、皇帝ネロの迫害を受けて聖ピエトロ(ペトロorペテロ)が殉教します。
326年、コンスタンティヌス帝が聖ペテロの墓地の巡礼を目的として墓の上に教会を建立するも、
410年ゴート族の「ローマの略奪」で壊滅、476年西ローマ帝国は崩壊します。
しかしローマ教会は滅びませんでした。
9世紀にはゲルマン人のフランク族と手を結んで、長く続いたビザンチン帝国の支配から抜け出します。
11世紀末にはヨーロッパ諸国に対する教会の影響力は絶頂に達し、十字軍の時代を迎えます。
その後ユリウス2世の時代に1546年ミケランジェロも再建に加わり、1626年壮大な大聖堂が完成しました。

サン・ピエトロ広場 クリスマスの飾り付け

 

サン・ピエトロ広場 噴水

サン・ピエトロ大聖堂入り口にある ミケランジェロの「ピエタ」

 

サン・ピエトロ大聖堂内部

 

司教座

 

教会ドームの展望台から見下ろす サン・ピエトロ広場

 

教会ドームの展望台から見下ろす バチカン美術館

展望台からの帰りに見上げる 教会ドーム

 

教会入り口から眺める サン・ピエトロ広場

 

聖人像と列柱

 


○ バチカン美術館

バチカン美術館の起源は、ユリウス2世の古代彫刻コレクションだそうです。
1506年にローマ郊外で『ラオコーン』が発掘されると、その評判にユリウス2世はすぐ購入します。
以後歴代のローマ教皇は多くの美術品を収集し、大美術館になりました。

ラオコーン

ラファエロ 「アテナイの学堂」

ラファエロは、1509年から1510年までユリウス2世に仕え、フレスコ画を描きました。
その作品群がパチカン美術館の4つの部屋からなる「ラファエロの間」の壁を飾っています。
その中でとりわけ有名なのがこの「アテナイの学堂」。古代ギリシャの哲学者たちが描かれています。

システィーナ礼拝堂 祭壇画と天井画の一部

システィーナ礼拝堂には、ミケランジェロの天井画と祭壇画があります。
「創世記」の場面を描いた天井画は、ユリウス2世の命を受けて4年余りの歳月を費やし、1508年に完成。
祭壇画「最後の審判」は、パウルス3世に命じられて5年の歳月をかけ、1541年に完成します。


○ スペイン広場

 バルカッチャの噴水

噴水から見上げるスペイン階段

階段の途中で

階段の上から見下ろす


○ ポポロ広場

双子の教会

ゲーテ博物館

○ その他

トリトーネの泉

大浴場跡




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