夏至の後の２週間（６月20日〜７月初め）、我が家のバラは大半が咲きそろい、見ごろでした。

玄関は右手で、塀の向こうが中庭です。

塀の手前に咲いているのは、左の白いのがブラッシュ・ノワゼット、右のピンクがアンジェラ。
塀の陰で陽が差さないため、咲き始めは６月の下旬でした。

ブラッシュ・ノワゼットは甘い香りがします。
アンジェラは去年の秋に購入したばかりですが、２年目で咲いてくれました。花びらはハートのかたちをしています。　　　↓

通路の右側手前の朱色が「レディ・エマ・ハミルトン」で、その奥の薄いピンクが「バレリーナ」です。

「レディ・エマ・ハミルトン」も甘い香りがするので、庭に入るとバラの香りがする、と時々言われます。
「バレリーナ」は小輪のかわいい花が集まった房咲きのバラ。　　↓

中庭の中央から母屋を振り返るとこの光景が目に入ります。

つるバラ「パレード」は、去年の３倍も花を付けました。
庭を訪れた人が、「この下で結婚式の写真が撮れるね」と褒めてくれたのですが、私もこれほどたくさん花を付けてくれるとは思っていませんでした。
豪華です。

その下に咲く白いバラは「夕霧」、その右の赤いバラは「ラブ」。
この右側、母屋の角に「バレリーナ」が咲いています。

この場所は私のお気に入りで、日に何度かたたずんで見上げています。

その中庭を、離れに向かう坂道の途中で振り返って撮った写真。

３年前までのこの時期は、植え込みのサツキやガクアジサイに目が行っていたのですが、バラを植えてからはどうしてもバラに目が向かいます。

それで植木の手入れがイマイチです。　

裏庭の入り口で撮った写真。

左端に雨樋が少し見えている建物は離れで、右端に見えているのは母屋に付属している倉庫の壁です。

通路の右側、バラの奥に見えているのは柿の木で、その奥がアジサイ。その向こうにも赤いバラが植えてあるのですがわかるでしょうか。

この写真ではバラの陰になって見えないのですが、通路の左側のバラの切れた向こう（柿の木の反対側）は畑です。

左上と右上に白く咲いているのはつるバラ。

裏庭の右手、掛け下げ（倉庫の外壁に付属）の前で咲いているバラです。

上から順に、白いつるバラ「アイスバーグ」、赤い縁取りに中央が白い小輪の房咲き「モーツァルト」、黄色の「ゴールデン・ボーダー」、そのすぐ左にピンクの「ストロベリー・アイス」、その左手前（写真左端）の赤い「カーディナル」、その右（手前中央）のラベンダー色「センティッドエアー」、その右側（鉢植えのミニバラ）「ミミエデン」。右上の白バラ「アイスバーグ」の間にラベンダー色の「ブルームーン」（鉢植え）も一輪見えています。

ここは裏庭で私のお気に入りスポットです。

私は通常離れの書斎にいるのですが、日に幾度となく裏庭に出てバラの花を眺めています。その際一番目を引きつけられるのがこの場所なのでした。

柿の木の下で振り返って撮った写真。
上のお気に入りスポットはここでは右奥になります。奥の突き当たりが掛け下げで、ここに干し柿や大根をつるすのですが、その屋根の下にも「アイスバーグ」が這っています。

掛け下げの下には植木鉢のバラがあるのですが、この写真の時期にはおおかた咲き終わっていました。　　↓

写真手前左で白っぽく写っているのは朱色の交じる「オリビエ・ローランジェ」、その右の黄色は「フリージア」、その右の朱色は「芳純」……（以下省略）。

通路東側の写真です。

この建物が離れです。付属のサンルーム脇のつるバラは「ニュードーン」。写真では白く見えますが、ほんのり朱色が入っています。

その前で赤と白の覆輪「丹頂」が咲いています。　　　↓

　　

離れの南側のバラを横から眺めた写真。

左手前のピンクは「クイーン・エリザベス」、その右の黄色は「金蓮歩」、その上のピンクは「ピンク・フレンチレース」、その上の赤は「いろは」。

その左に白く見えるのは「ボレロ」で、花の中心は薄いピンク、我が家の庭では香りが一番強いバラです。
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上でも紹介した「いろは」は、花数が去年の３倍はあり、色も鮮やかで、遠くから庭を眺めると一番目立ちます。　　　　↓

　　

その左のピンクは「レオナルド・ダ・ビンチ」です。　　　　↓

　　

これも柿の木の下で撮った写真。

写真左端上部に「テラコッタ」が見えます。写真が暗いので黒っぽく写っていますが、レンガ色です。

その右下に見える白っぽいのは「アブラハム・ダービー」、花弁は朱色のイングリッシュローズです。　　↓

　　

中央の通路突き当たり、坂道の上の中庭に「バレリーナ」が見えています。

裏庭の南端のつるバラです。左側の黒みのある赤は「ドン・ファン」、右側の白は「ﾋﾟｴｰﾙ・ドゥ・ロンサール」、ともに２年目。

冬に寒風を浴びたせいで、つるが枯れてしまいました。「ドン・ファン」は被害が少なかったのですが、「ﾋﾟｴｰﾙ・ドゥ・ロンサール」は半分以上枯れ、つるバラとも思われません。

つるバラは横に誘引すると花を付けるのだそうですが、左の写真のように誘引なしでもよく花を付けてくれました。

花の中央が淡桃色で可憐です。　　↓　

屋内から眺める中庭のバラの様子です。

居間から廊下に出て南側を向くと、この光景が目に入ります。

左から順に「レディ・エマ・ハミルトン」「バレリーナ」「ラブ」「夕霧」、右上のつるバラは「パレード」。

バラのせいで中庭が華やかになりました。
「レディ・エマ・ハミルトン」と「ラブ」　 　↓　

　
　

このコーナーもお気に入りです。

写真中央に青いガクアジサイが見えていますが、バラとアジサイもよく合います。

「夕霧」と「パレード」
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上の一角を庭から見たのがこの写真。

この場所は外からの眺めも気に入っています。

パレードは窓の上のこの部分が陽当たりがいいせいで、地植えのばらでは一番（６月11日）に咲き始めました。
植木鉢のバラはもっと陽当たりがいいせいか、６月８日に咲き始めましたが。

一番の遅咲きは、陽がほとんど当たらない玄関前のアンジェラで、開花は６月25日でした。

これは書庫に向かう途中の廊下からの眺め。

書庫を通って離れに行けるので、日に何度となく見て通る光景。

四季咲きのバラは40日前後で新しい花を付けると言います。
７月上旬で１回目の花の時期は終わり、次は８月の中・下旬が見ごろです。その後は10月初・中旬が見ごろになる予定。

花殻切りなど、手入れの作業もけっこうあるのですが、年に３回バラの花を眺められるのは幸せです。

妻の友人が作ってくれた、花殻を利用したオブジェです。

「生け花」ではなく、花殻切りをして捨てようとしていたものを、再生させて持ってきてくれたのです。

玄関に飾って置いたものを撮ったのですが、咲き終わった花殻がこうして楽しめるということを初めて知りました｡

なお、ご近所に切り花としてさしあげると一様に喜んでいただけるので、それもバラ作りの楽しみになっています。