ラインシステムについて

ラインシステムの組み方は様々なノットが有りますが、出来る限りの最強ノットでシステムは決めたいモノです。
不意の大物やスピードの有る魚が掛かった時に、チュルっとリーダが抜けて悔しい思いをしない為にも、自分のラインシステム強度に自信を持てる様に練習しましょう。

ラインシステムに自信が持てるとは:ライン強度以上の重量が有る魚が掛かった場合に、ノットが切れずに無事魚を釣り上げる事が自信に繋がる。
(決して根掛を切った時のラインの切れた場所が、結束点以外が切れれば良いと言う意味ではない)

ビミニツイスト
ビミニツイスト
初期のソルトでは定番のノットで、これ以外は三つ編みが存在していましたが、ノットの組みやすさから殆どの人がビミニを使用していました。
ナイロン/フロロラインなら、このノットが一番ですね。
今でもキャスティングでナイロンを使用する時は、このノットを使用しています。

オルブライトノット
オルブライトノット
リーダーとダブルラインの結束で使用されていたノットですが、このノットが結構クセモノで慣れないとスッポ抜けが結構起きます。
エンドノットを追加してみたり色々試してみましたが、下のケプラーで結束する方法に私はスイッチしました。
結び目が大きいので、ガイドが小さいロッドを使用する場合も不向き。

ケプラーノット
ケブラーノット
よつあみのケブラーノットを使用して、ダブルラインとリーダーを結束。
ケブラーにダブルラインを通して八の字もしくは一回結び、そしてリーダーを反対側から通して一回結びする。
結び目が出来るので、口径の小さいガイドの竿には向かない。
PEを通す時は、素材が柔らかくケプラーの中に通しにくいので、ニードルを使用して通すと良い。
このノットも太いリーダーを使用すると、ガイドを通過したときに引っ掛かり気味になるが、オルブライトよりは信頼性が高い。

pr
摩擦系ノットのPRノット
ほぼ100%の結束が期待できる。
巻き付け回数は60回程度巻くと良い。
FGノットも同様の摩擦系ノットだが、締め込みが甘いとスッポ抜けやすい事と、結束強度が80%程度なのでPRノットをお薦めする。

 

pe
PEラインのビミニツイスト
船上で最低限ダブルラインを組むのにビミニを使用することが有るが、ツイストは40回程度巻き結束強度をカバーする。
結束強度は60~70%程度と思っていた方が良い。
緊急用にスパイダーヒッチと言うチチワ結びの変形もあるが、ビミニツイスト作成はそれ程時間が掛からないので、ビミニで組んでしまった方がベター。

de
ダブルラインとリーダーの結束
ここは摩擦系以外、どんな結び方でも50~60%程度の強度しか確保できないと思っていた方が良い。
複雑なノットを組んでも、5回巻き付けの電車結びでも大きく強度は変わらない。
青物や重量のある魚を釣る場合、緊急でもPRノットを作り直した方が無難だ。

私がこれ使うのは、ライトルアーのサバでゲストがラインブレイクした時くらいだ。

 

 

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