品質レベルは製品設計・金型設計で決まる!
コンサルティングの重要ポイント

[成形品の開発工程]
製品設計の重要ポイント指導・スキルアップ
- ゲート位置を想定して設計することが重要です。
- ゲート位置により樹脂の流動方向が変わるため、外観不良の状態(ヒケ・ウエルド・フローマーク等)が大きく変化する。また、変形・ソリ等の異常も多く発生する。事前に対策が必要です。
- 適切な抜け勾配を施す。
- スムースな離形およびカジリを事前対策。特にシボ加工製品の勾配の適応。
- 金型が作りやすい形状にする。
- アンダーカット形状および変形P/L形状に関しては、デザイン性に違和感がない構造と離形性に問題が無い構造とする。
-
指導によるメリット
- 業者選択から金型スタートまでの日程を大きく短縮できる。
- 公正な相見積もりが取れる。金型のコストダウンに繋がる。
- 設計担当者のスキルアップができる。
- 品質不良の要素が極小化して安定生産が可能になり、コストダウンに繋がる。
-
関与する要点指導

金型設計の重要ポイント指導・スキルアップ
- ゲート方式およびゲート位置、スプールランナーおよびゲートランドの明確化。
- 使用成形材料および使用成形機にマッチングしているかを確認する。
- 金型鋼材の設定
- 成形使用材料および償却台数による適切な鋼材を設定する。
- 適切な冷却回路の設定。
- 外観性および離形性と安定生産を行える構造を確認する。
- 変形P/Lおよびアンダーカット構造の確認。
- 金型不良に結び付く問題点の要素があるかを確認する。
- ガスベントの設定
- P/L、リブ等のガス焼けおよび充填対策を確認する。
- 収縮率の設定
- 製品寸法の目標値および勘合品に関連する目標寸法の設定。
- 適切な押し出しピンの設定
|